バンドリの映画を見てきた話

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9月14日に、「BanG Dream! FILM LIVE」を見てきた。しかし僕はバンドリについて詳しいわけではないので、この記事は雑記カテゴリである。

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バンドリというのはなんとなく知っていた。ブシモがスクフェスラブライブ!スクールアイドルフェスティバル)で味をしめて、角川に金を払わないオリジナルを作ったらもっと儲かると考えて始めた音ゲー、くらいの認識だった。また何がバンドリで何がガルパなのがもよくわかっていなかった。

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バンドリというのはプロジェクトの総称で、ガルパ(ガールズバンドパーティ)というのがスマホゲームの名前であるらしい。僕ではなく、同居人がガルパを好きで四六時中プレイしている。ガルパにはカバー曲があり、僕が知っている曲であれば同居人に原曲を聴かせたりしていた。ガルパには5人1組のガールズバンドが5組いて、同居人の推しは「Roselia」というグループである。各バンドにはコンセプトのようなものが決められていて、オリジナル曲はもちろんカバー曲もコンセプトに沿って振り分けられている。

 

Roseliaがカバーしている曲を見ると彼女たちはクールでダークな世界観を好むようで、他作品のキャラでいうと、神崎蘭子や、津島善子ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアのような嗜好である。もちろんRoseliaは話す言葉はしっかりしてるしバンド活動において真摯に取り組む様子が描かれている。夢想的な衣装や楽曲は好きなようだが、真面目である。おそらく仮面はつけたりしないが、羽根や翼は好きそうである。

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あとは、大橋彩香が参加しているだとか、佐倉綾音が参加しているだとか、そのくらいの認識で、同居人に映画に連れていかれたため、付き合ったのである。まあこの手の映画によくある、女の子たちがキャッキャウフフして、中盤ちょっと喧嘩して、最後美麗なライブシーンで3曲くらい流して終わりだろう、くらいに考えていた。

 

しかし、そんなことはなかった。映画は、ほぼ全編ライブシーンである。タイトルの「FILM LIVE」のとおりに、彼女たち5組の、歌を聴いて、MCを聞いて、アンコールをして、帰ってきた。ただそれだけである。多分20曲くらい流れたと思う。本当に全編ライブシーン。最後ちょっと袖の裏にカメラが入るシーンがあるが、全編ライブ。なんとも思い切ったことをしたものだと感心した。しかし知らないバンドのライブを聞いて楽しむのは難しいので、僕にはこの映画を評価することはできない。ただ敢えてひとつ言うとすれば、あの内容なら、初回から発声ありの応援上映でよかったのではないかということだ。映画はライブシーンのみだが劇中にも観客はいる、つまりライブビューイングを見ているようなものである。声を出したり、ペンライトを振ったりすることを、禁止されているライブビューイングが、楽しいわけがない。一刻も早く、応援上映を公開すべきだと感じた。映画を見る前に、もう少し曲を聴きこんで行ったら僕も声を出したくなったかもしれない。