ダーウィンが来たり来なかったり

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みなさんはテレビで動物番組は見るだろうか。いや最近はテレビじゃなくてもいいか。

 


僕は最近「ダーウィンが来た」を毎週録画して見ている。ウラの「鉄腕DASH」が鶴見の海岸の回や外来種を食べる回のときはそっちの方が面白かったりするが。

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こないだの「ダーウィン」は北海道に棲むというエゾユキウサギの話をやっていた。真冬の彼等は真っ白な毛に覆われていて雪原では高いカモフラ率を誇る。またその白い毛は特殊な構造をしておりマイナス20℃の世界でも凍え死ぬことはないという。そして天敵のワシやキツネから如何にして逃げるか、みたいな内容だった。

 


春になると体毛は夏毛に生え替わり、繁殖期を迎える。この時も天敵に気をつけなければならない。番組ではあるウサギがキツネに見つかるも逃げ切るという場面が放送されていた。エゾユキウサギというのは日本国内の哺乳類では最速で走ることができるという。逃げるウサギ、追うキツネ。このシチュエーションはたとえばサバンナ特集のような番組でチーターがガゼルを追いかけるときの構図によく似ていた。ちょっとカーブしながらの追いかけっこになるアレである。日本でもこのようなことが起こり得るのか。

 


以前見た「ダーウィンが来た」で印象に残っている回がある。調べたらこれも北海道が舞台だったようだが、リスが子育て中にカラスから子供たちを守るというもの。リスの子供がカラスに捕まって食べられてしまうが、リスもやられっぱなしではない。子育て中のリスはタンパク質が必要なため、なんとカラスの巣に乗り込みカラスの卵を食べてしまうのだ!!!カラスが一方的に悪役なのかと思ったらまさかの倍返し。やられたらやり返す。自然界はきびしい。

 


動物番組というのは主役をどの動物にするかによって印象がガラリと変わってくる。今回のように草食動物にスポットを当てれば「肉食獣に捕まらないように頑張れ!!!」と思いながら見る。しかしチーターを主役に据えて、母親のチーターと3匹の子供がいて、もう何日も食べていません…みたいな感じだと「どうにか狩りが成功してくれ!!!」と思いながら見る。

あと、オタリアっていうでかいアシカみたいな生き物がいて、八景島で毎年書き初めをしたりしてるんだけど、今はその話ではない。オタリアは、ウミガメが主役だと孵化したばかりの赤ちゃんウミガメを襲う天敵としてカモメとともに登場してくる。しかしオタリアが浅瀬で泳いでいると巨大なシャチが現れてオタリアは食べられてしまう。食うか食われるか。弱肉強食の世界。

 


オチは特にありません。