※「逆襲のシャア」「ダブルオー１期」「鉄血」のネタバレを含みます。
20年前にSEEDの第１話を見てから、種運命、ダブルオー、AGE、Ｇレコ、鉄血と見てきたが、正直こんなに不安なリアタイガンダム第１話は初めてだ。感想や考察を書いていくから、ちょっと聞いていってほしい。
えっ？！今日はガンダムSEEDの話をしてもいいのか？！ - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜
えっ？！今日は鉄血のオルフェンズの話をしていいのか？！ - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜
【映画メモ】機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ【ネタバレ】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜
【映画メモ】機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島【ネタバレ】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜
プロローグがあるから、いつものガンダムの世界観ってわかるけど、第１話だけ見たらＳＦ学園ラブコメディじゃないか。
そもそもミオリネが地球に憧れを持ってるみたいだけど、学園のフロントが宇宙のどの辺なのかもわからない。フロントというのは、従来のガンダムに出てくるスペースコロニーとは違い、小惑星を基部にして宇宙空間に建造された居住施設のことを、そう呼ぶらしい。
ミオリネなんて、父親と(元)婚約者があんなんだから、冒頭のやつは自殺するつもりだったんじゃないかというのを読んだ覚えがある。
それは置いといても、決闘で全てを決める学園というのはなんなんだろう。無理やり世界観を作るために無茶な設定を押し付けてくる深夜アニメみたいだ。その無茶な設定で面白くなるならいいのだが。でもまあ、プラモデルの見本を見たときに、モビルスーツのアンテナがツノゼミみたいになってるなぁと思っていたが、決闘はアンテナが折られた方が負けらしいので、そのためだったのかと妙に納得してしまった。それにプロローグに出てきた敵のモビルスーツには、よく見るとアンテナがないのである。
僕が水星の魔女に対して1番不安なのは、敵の組織がわからないということだ。
ガンダムというのは大体において、宇宙移民側の軍隊と地球の国連軍との間の戦争の話である。しかし今の組織図としては、ベネリットグループの幹部たちが集まるＭＳ開発評議会がありその下に軍隊と学園がある形である。
敵対組織がない。いや、ガンダムは宇宙vs地球の戦争だと書いたが、例外がある。数あるガンダムの中で唯一Ｇガンダムだけは、世界の覇権を決める格闘大会で優勝を目指しながら悪い奴をやっつけるという図式だった。
ミオリネちゃんはベネリットグループの総裁の娘であり、彼女と結婚すれば後継者になれると考えた奴らが、毎週スレッタちゃんに挑んでは負け挑んでは負けするのだろう。そのうち悪い奴らがでてくるのか？
さらにミオリネちゃんが、父親の仇の娘だということを、スレッタちゃんが知る日はくるのだろうか？どちらにしろガンダムにしてはヌルい気がするので、個人的にはもう少しピリピリしてほしい。
今作ではガンダム自体が封印された禁じられし力なので、その辺りでも何か一悶着ありそうだが、果たしてどうだろうか？
しかし、20年前に初めて見たSEEDを、古参に叩かれて嫌な思いをしていた僕が、いま水星の魔女を受け入れられずにいるという図式に、気づいてしまった。
よしみんな、水星の魔女は、どんな展開になろうと暖かく見守ろうじゃあないか。そしてどんな結末になっても、受け入れる。それこそがガンダムファンを続けている呪いであると考える。もちろん水星の魔女が歴代最高傑作になる可能性だって残されている。
正直にいうと、百合だ百合だと騒いでいる人たちは苦手だ。僕は、ノマカプ、ヘテロセックスこそ正義だと信じている。もちろんゲイやレズの人たちを否定するつもりは、毛頭ない。しかし、たとえ百合だとしても、これは百合アニメではなく、ガンダムだということを念頭において視聴していただきたい。簡単にいうと、スレッタやミオリネは、途中か最後に死ぬかもしれない。グエルだって死ぬかもしれない。ニカちゃんだってチュチュだって、シャディクやエランだって、死ぬかもしれない。三日月だってロックオンだって死んだ。アムロ・レイは行方不明。推しが死ぬかもしれない、そのことは覚悟の上で視聴していただきたい。
まだプロローグと、第１話と、短編の小説が公開されただけである。ここから果たして、どうなるのか？期待して見守っていきたい。
見逃した人は動画サイトに登録しよう↓
