【スカーレット】ツイートがバズってうれしいので解説する【バイオレット】

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ポケットモンスターSV発売直前(発売日の朝)につぶやいたツイートがバズってとても嬉しいので、解説する。

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https://twitter.com/seseragi_1343/status/1593365567934763011?s=46&t=1-G7ZRVoN7AW2jP64NksuQ

 

Q.30代なのにポケモンをプレイするとか恥ずかしくないの?
A.今の30代というのは、赤緑をリアルタイムでプレイして拗らせて、金銀の延期にもルビサファの互換切りにも挫けることなくプレイし続けて、ダイパとともに大学の授業を受けていた世代だ。面構えが違う。


万バズは6年ぶりです。

ありがとうございます。

f:id:snow_in_the_moon:20221125201113j:image
https://twitter.com/seseragi_1343/status/726887124121714688?s=46&t=1-G7ZRVoN7AW2jP64NksuQ

 


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ポケモンLEGENDS アルセウス その2 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜


まず「30代」のあたり。最初は僕の実年齢を書いた。

「36歳にもなってポケモンとか恥ずかしくないの?」と言った感じだ。

しかしここでなんとなく自分の実年齢を書く方が恥ずかしくなり、「30代」とぼかした。

このぼかしたことが結果的にバズった要因の一つに思える。いや実年齢の方がバズったかな?今となっては、わからない。


「誰かに恥ずかしいと言われたのか?」という意見が届いているが、とくに誰にも言われていない。これに似たような意見で「趣味と年齢は関係ない」「他人の趣味を貶す方が恥ずかしい」と言った書き込みも寄せられている。

それこそ僕と同じ30代の後半くらいの年齢層からそれより歳が上の諸兄諸姉ならわかっていただけると思うが、僕らが子供だった頃、25〜30年くらい前までは、「ゲームやアニメは子供のもの」「ゲームやアニメを好む大人は幼稚」という風潮が、間違いなくあったと感じている。

それらの作り手、製作陣は大人である。しかしターゲットとされたのは子供達だった。ゲームやアニメは子供のためのもので、大人になったら“卒業”するものだった。

もちろん当時から、大人になってゲームやアニメから卒業しない者達もいた。しかし彼らは影でこそこそひっそりやっていた。今のようにゲームやアニメが好きだと大人が公言して大手を振ってお天道様の下を歩くということが難しい時代があった。

36歳の僕にはこの感覚が心の奥底に、こびりついている。だから、「恥ずかしくないの?」は具体的に誰に言われたということではない。恥ずかしいだの、気持ち悪いだのは、ただの被害妄想である。

次に「赤緑をリアルタイム」の部分。リアルタイムというのは、Twitterだとアニメを関東圏の放送時間に視聴し、実況を書き込んだりするとリアルタイム(リアタイ)と呼んだりする。

この場合のリアルタイムとは、当時ターゲットの子供だった、という意味で使った。ポケモンの赤緑は1996年発売。アニメは1997年から放映開始。当時の小学生は84年生まれから92年生まれになるだろうか。ゲームのブームが発売からじわ売れで長かったことや、中学生や幼稚園児も初代をリアルタイムしたことを考えたら、もう少し幅が広がるだろう。この「発売当時レッドやグリーンと同い年もしくは歳下だった子供達」を「赤緑リアタイ勢」と勝手に呼んでいる。

その次は「金銀の延期」これは実は赤緑が発売されてすぐ、アニメが始まる前には「ポケモン2」というタイトルで続編の開発が発表されていた。しかし諸事情にて発売は延期に次ぐ延期、最終的には金銀は1999年に発売となった。

ここで、赤緑リアタイ勢のうち半数以上が脱落したと言われている(誇張)子供にはこの3年の月日は大きい。特に、赤緑の発売当時に主人公と同い年だった11歳の子供達は、99年には中学生になっていた。

中学生になれば子供達は、勉強に部活にと忙しくなる。そしてポケモンの新作どころかゲームというメディア自体から卒業した子供達が、僕の周りには沢山いた。これにめげずに金銀になってもポケモンをプレイし続けたのが僕である。

更に「ルビサファの互換切り」ポケモンは、ここでも多くの脱落者を出している。

これは、今までGB、GBCと展開されてきたポケモンが、GBAに移ることで金銀からポケモンを連れていくことができなくなったというものである。赤緑から金銀に連れて行くことはできたのに、金銀からルビーサファイアには連れていけないとわかり、ここでポケモンを辞めた人は沢山いたという。これにめげずにルビーサファイアになってもポケモンをプレイし続けたのが僕である。ちなみにルビーサファイアの後にファイアレッドリーフグリーンが発売された。ホウエン初出ポケモンカントー初出ポケモンは捕まえることができるようになった。この世代(第3世代)でジョウト初出ポケモンを捕まえるにはゲームキューブが必要だったため、この世代の図鑑完成の敷居は高い。


そして「ダイパと共に大学の授業を」ここは脱落ではなく、ポケモンをプレイしていた人たちのことを書いている。別に高卒を貶しているわけではないので勘違いしないでいただきたい(今のところそのような書き込みは届いていない)ダイヤモンドパールはDSで発売された。DSは蓋を閉じればスリープできたため、大学の授業中に隠れてプレイして、ろくにレポートも書かずに(大学のレポートのことではない)ただスリープにして次の授業へ出席する、みたいなことをしていた人も沢山いたはずである。ここについては「大学にDS持ち込んでた」「授業中に孵化作業してた」「講義中にパルキア厳選してた」などの意見をいただきました。


後出しになってしまうのは承知の上だが、僕が言いたかったのは、30代になってもポケモンやってるようなやつは以上の試練を乗り越えてきた手練だから、ちょっとやそっとじゃやめたりしないよ、僕のようにね☆ということだ。「主語がでかい」と言われることもあったが、基本的には自分だけのことを書いたつもりだ。しかしやはり「金銀の延期で諦めました」「ルビサファの互換切りでやめました」といった意見も寄せられている。

そしてやっぱり、賛同意見は嬉しい。たぶん同じ歳くらいだと思うが、新作が出るたびに当たり前のようにプレイするとか、もはや義務です使命ですとか、新しいフレーバーが出たら味見するようなものですとか、そんな様子だった。

最後にちょっと泣きそうになった書き込み。

「ブラックホワイトの頃結婚して剣盾からは子供と一緒にやってます」

みたいなやつ。同い歳くらいだと思われるが、人生のイベント達成率でいけば大先輩である。羨ましい。ポケモンももう歴史が長いため親子で楽しめるコンテンツになりつつある。素晴らしいことだ。まあ、今は妻ちゃんと一緒にスカーレットバイオレットをやっているので、ひとりでやることにならずによかったといったところだろうか。もちろんひとりでも楽しいのがポケモンですけど。このツイートは僕自身の話なので。


おまけでもう一つ。「つまりみんなポリゴン事件の生き残りというわけだな」みたいなやつ(あの事件で死んだ方はいないはずなのでい生き残りもクソもない。全員生きてる)僕は田舎の出身なのであの放送は見ることはできなかった。ポケモンのアニメはテレ東だが、週遅れで田舎のテレビ局でも放送されていた。そしてテレ東の放映地域で被害が出た時点で、田舎でも放送がストップしたのだ。だから僕が当時住んでいた地域では、あの回がそもそも放送されていないのだった。

 

というわけで、今回の万バズでは、いかにポケモンが人気や影響力があるかというのを再認識することができた。もちろん僕もスカーレットの方をプレイ中なのでそのうちプレイしていて感じたこと記事を書きたい。