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三浦のスダジイからしばらく歩くと、岩肌が露出した路が出てくる。
さらに進むと、直線的なシルエットの岩がそびえ立つ広場が現れる。
まるで“切通し”のような、それよりも綺麗だが、明らかに人工的に削られたモノだった。
こんな狭い場所もある。
ここは鷹取山。Wikipediaによると昔は凝灰岩を切り出して家の建材や塀などに使われていたらしい。
つまりいわゆる石切場というやつである。
なかなか不思議な雰囲気の場所なので、暇がある人は一度は歩いて行ってみるといいと思う。
1923年の関東大震災で、凝灰岩を使った建物が多く倒壊した。それにより凝灰岩への信頼が失われた。さらにその頃から鉄筋コンクリートの技術が発達してきたことも重なり、鷹取山から石が切り出されることは無くなっていったという。
鷹取山には展望台がある。
展望台から四方を眺めることが出来る。海が見えるのは東側。山がちなのは南側や西側である。西側にはチラッと海が見える。西にも東にも海が見えることで、三浦半島が狭いことがわかる。
鷹取山の近くには仏像がある。これは昭和時代に作られたモノらしい。
鷹取山には公園があり、その公園から住宅街へ降りることが出来る。今回はそこから住宅街へ降りて、そこから京急追浜駅まで歩いて、帰路に着いた。
この日は小さな切通しを見るだけだったはずだが、好奇心からハイキングになってしまった。でも普段見られないものが見られたので、よかったと思う。
というわけで、今回のハイキングはこれで終わりにしたい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。