この時期まで自販機に残ってるあたたか〜い飲み物は買っちゃダメだゾ

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今朝ふとTwitterで呟いたらわりと反応があったので書いていく。

4月も中旬である。この時期まで自販機に残っているあたたか〜い飲み物は買ってはいけない。自販機にジュースを入れる仕事をしている僕が言うのだから間違いない。

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これは注意喚起なので職場からも怒られないはずだ。この時期は「ホットの飲み物を買ったら不味かった!金返せ!!」みたいな苦情も多いので、苦情が減るにこしたことはない。

 


ではなぜ、この時期まで自販機に残ってるあたたか〜い飲み物を買ってはいけないのか?

簡単に言うと、2ヶ月間ずーっと55℃で温められ続けてた飲料は糖分や脂分が劣化してくるからである。特にやめた方がいいのはコンポタなんかの冬限定商品。

これらの商品の新品はもう入ってこないため、今の時期入ってるのはどこかで売れ残ったやつである。もしどうしてもあたたか〜いを買いたければ、冷たいと暖かいに両方同じ商品が入っているやつは買ってもいいかもしれない。

ではもう少し詳しく書いていく。

普通自販機は、10月頃から「あたたか〜い」を入れていく。これをホット化と呼ぶ。そして3月頃から「あたたか〜い」を外していく。これをコールド化と呼ぶ。10月頃から倉庫に冬限定商品が入ってくる。3月頃には入荷が止まってしまう。

売れ行きが良い自販機なら、入れたものがすぐ売れるため、冬限定商品は順調に無くなっていく。問題は売れ行きが悪い自販機。売れ行きが悪くてもホット化はしなければならない。そして売れ行きが悪い自販機には冬限定商品が加温されたままずーっと売れ残っている。

3月になったらいの一番にコールド化する。そしてそこから取り出した冬限定商品が、全く売れていなかった場合は、半年近く加温されていたことになる。その商品はまずいことがわかっているため、マジメな自販機担当者なら、廃棄に出す。しかしちょっとズルい担当者なら、売れ行きが良い自販機に、その取り出した商品を、入れてしまうことがある。いわゆる横持ちというやつである。

さいごに具体的にどんな商品が危険なのかを書いていく。

絶対にやめたほうがいいのは冬限定商品である。コーンポタージュやホットレモンジュース、蓋が橙色のペットボトルのお茶やミルクティーである。今の時期まで残っているこれらの商品は、高い確率で劣化している。絶対に買ってはいけない

やや危ないのは夏も冬も見かける缶コーヒーである。缶コーヒーは、3月に入荷が止まらずに新品が入荷され続け続ける。だから、あたたか〜いにも新品を入れることができる。しかし売れ行きが悪い自販機から取り出した加温され続けた商品が入れられている怖れもある。

 


よって今の時期まで自販機に残ってるあたたか〜い飲み物は買ってはいけないのだ。