【映画メモ】映画ドラえもん のび太の絵世界物語

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2025年3月15日に「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」を見てきた。

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『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』公式サイト

【映画メモ】映画ドラえもん のび太の地球交響楽【ネタバレ】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下ネタバレあり。

 

 

 

 

 


今回は絵の世界に入るということでスーパーマリオ64…ではなくドラえもん映画で言うとドラビアンナイトを彷彿とさせる。絵画の世界が現実世界の過去と繋がっていたというのもドラビアンナイトっぽさがある。

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しかし今回使う道具は絵本入り込み靴ではなく入り込みライトというもの。パンフレットによると映画の脚本家は既存の秘密道具だけで映画のストーリーを作りたかったが、入り込みライトだけは新しく考え出したという。まあ映画の冒険のきっかけになる道具は毎回新規の秘密道具だったり既存のものをブラッシュアップしたものだったりするからヨシ。これはライトを浴びせることにより絵画の方には効力を持たせた方が物語を作りやすかったからだろうか。見たらわかる。

今回の映画はわさドラにありがちな「用意がいい」感じはしなかった。たぶん脚本家の「既存の秘密道具だけで物語をつくる」意地の結果だと思う。タイムツェッペリンだの、音楽家ライセンスだのを突然出されて、揃いのコスチュームもあるよ!というのよりは、13世紀に来たから町人に溶け込むために着せ替えカメラで着替えなきゃ!のほうが、個人的には好みである。

で、現実世界の13世紀であるので、まさかのタイムパトロールが潜入操作をしている。しかもドラえもんによく出てくるタイムマリンではなく、TPぼんに出てくるタイムボートが出てくる。ファンサービスが過ぎるだろ。正直ミスリード用のギミックでしかない…いや最後の最後にクレア姫(本物)を拾ってきたのは素晴らしかった。でもこいつ当時は存在しない文学作品のタイトルを口走った上に、下手したらフォゲッターの起動忘れてないか?大丈夫かこいつ。ってかころばし屋って武器みたいに使っていいんだな。その発想はなかった。

絵の具の素材の宝石の存在を探し求めてジャイアンスネ夫ドラえもんを出し抜いて、捕まる。この辺りは海底鬼岩城を思い出させる。そして救出作戦とスパイを調べる作戦が同時進行する。パトボールが映ったのでタイムパトロールが出てくるのかと思ったら、ドラえもんが使っていた。しかもスペアポケットをしずかちゃんに貸している。鉄人兵団を見て貰えばわかるが、スペアポケットを持ったしずかちゃんは別動隊としては最強である。ドラえもん不在の時にのび太が切り札的にスペアポケットを使う場合はあるが、ドラえもんが自分からスペアポケットを託すのはしずかちゃんだけである。他の男どもと違いしずかちゃんなら私利私欲のために道具を乱用したりしないという謎の信頼がある。そして箒に乗ってるしずかちゃんの作画が良い。すごくかっこよく動きまくるのでぜひ劇場で…見てくれ。

ドラえもんのミスでラスボスが発生するのはパラレル西遊記みある。それまではあまりヴィランの匂いがしないので、どうなるんだろうと思って見ていた。悪魔が描かれた絵画に入り込みライトを当てられてしまい、そこから悪魔が出てきて、さらに入り込みライトを取り込み雑魚敵を呼び出す、と言った流れだった。ドラメンバーが各個で武器を持って雑魚敵と戦うのも久しぶりな気がする。途中、元が絵の具だから水に弱いことがわかる。そこでなぜか水を原料にして作られたドラえもん城の存在が際立ってくる。なんであの城ずっと放置してあるんだろうなとは思ってたんだよね。

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勝てたからよかったけどラスボスによって全ての色を失った世界の絶望感がすごい。

今回の作画がゲストキャラに引っ張られてないか?ってくらい頭身が下がっている。しかし見ているうちに気にならなくなってくる。オープニングの既存の絵画にドラメンバーが当てはめられてるやつ、答え合わせしてほしい。映画のスタッフロールだと答え合わせあったんだけどパンフレットには載ってなかった…。海外の絵画や日本の浮世絵を経て最後に漫画の原作絵になるのがすごくいい。日本を代表する芸術作品MANGAです!!みたいな。

ゲストキャラはクレアというのじゃロリお姫様と幼馴染のマイロくん。ゲストキャラとのび太のママが遭遇するの珍しいよね…いや何回かあるか。最初は数年のすれ違いが切ないなーとか思っていたので最後ちゃんと再開できてよかったと思った。二人とも幼稚園児くらいの姿と小学校高学年くらいの姿が見られるので一粒で二度美味しい。マイロくんがクレヨンに感動したりその後絵の具を作るところを見せてくれるのもいい。卵黄テンペラというらしい。そのあと、「下手でも大好きなものを好きなように描けばいい」と言われたのび太が描いたのはドラえもんの絵だった。これが後半めちゃくちゃ活きてきてめちゃくちゃよかった。絵の世界は描き手の想像力によって空間の広さやパワーが決まるみたいな話をちょこちょこしていて、からののび太が描いたポンコツで怒りっぽいけど無条件に自分のことを助けてくれるドラえもん像。これすごい下手くそな絵なんだけど、これを公式がお出しすることによって全ての画伯勢が救われたと思う。最後現代に戻り発掘された絵をのび太のパパがべた褒めするのがまたいい。

今回はドラえもん映画45周年記念作品らしいのでそれぞれの映画の要素をあえて入れてるのかな?なんて考えてしまう。じゃないとパトボールなんて出さないだろ。タイムパトロールが出てきたのも多分そうだし。

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瞬間接着銃なんて久々に見たぞ。

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ドラえもんの秘密道具を「魔法使い」みたいなものと評してドラえもんに魔法使いみたいなコスプレ着せて

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「チンカラホイ」とまで喋らせて、

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やり方があざといぞ。いや、でも、面白かった。

 

あとさ、パンフレットに、ドラえもん映画45周年!っていって、全ての映画の格好をしたドラえもんのイラストがバーっと載ってて(実は切り離してカードにできるんだけど、切り離したら無くしちゃうからそのまま)それを見てなんとも言えない気持ちになった。

 

来年は海を舞台にした何かオリジナルですかね。

楽しみにしています。