2022年5月25日に東京都台東区上野にある国立科学博物館で行われている「ポケモン化石博物館」に行ってきた!
↑この時以来の上野科博で、ちょー楽しかった。
それでは見ていきましょう。
こちらが入り口である。
かいのカセキの模型。けっこうデカい。
かいのカセキから復元されたオムナイト。
こちらは現実世界で化石を探すときに使う道具たち。
オムナイトの元ネタの一つである古代生物、アンモナイトの復元予想模型。
アーケンの元ネタのアーケオプテリクス。
カブトプスの骨格(?)模型。
チゴラス。
ガチゴラスはガチ。
ただゲームキャラクターの等身大模型があるだけならただの楽しい催し物だが、そこは博物館で行われている学術的な展示なので…
古生物学とは何か?
ポケモンの「しんか」と生物学的な進化の違い。
このような感じでポケモンしか知らない人が現実の進化を勘違いしてしまわないような配慮もあった。
しかし隙あらばセパルトラをぶっ込んでくるな公式は。
しかしやはりこの展示のキモは、現実世界に再現されたポケモンやカセキの模型である。こんな企画展ができるのも、ポケモンが現実世界にいた生き物をモチーフにしたキャラクターが多いからである。
ただキャラクターを集めさせるなら、全部のポケモンを草むらや洞窟に置けばよいだけである。ポケモンのコンセプトの一つは「ウルトラ怪獣」だから図鑑にはポケモンの能力を示すための"数字"がやたらと出てくる。種族値のことではなく、吐く炎の温度だとか、走るスピードが時速いくつだとか、そういうやつである。もう一つのコンセプトは「昆虫採集」だから現実にいる生き物をモチーフにしたキャラクターが多いし、図鑑完成まで適度に手間がかかる仕掛けがあちこちに施されている。カセキの復元もその仕掛けの一つなのだろう。
はねのカセキ。
ふたのカセキ。
こうらポケモンのカブト。
こうらのカセキ。
アノプス。
リリーラ。
ねっこのカセキ。
おわり。
個人的にはポケモンみたいなデフォルメされたキャラクターがそのまま3メートルくらいあったり骨格模型になったりしてしまうのは何か違うかなーとは思っていた。しかし実物大のポケモンの模型が置いてあるだけで楽しいので、ポケモンが好きなら是非見に行ってほしい。見に行ってほしい、しかし…御多分に洩れずこのイベントにも新型コロナ対策で入場制限がかかり、予約制であり、5月25日現在において上野科博会期においてのチケットは完売だそうである。しかし諦めないでほしい。この展示は巡回展である。もし行きたい人は、これから先に開催される名古屋や大分の博物館に行くと良いだろう。
上野科博にはポケふたがある。こちらもお見逃しなく。