【汚したな】#19 スレッタ、覚醒する?【ミオリネを】

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今回一番笑ったのは、エラン5号が暴れるノレアの両手を抑えたら頭突きを受けたところだった。なぜかそこで大笑いしてしまった。こいつら元気だな〜仲がいいな〜とか思いながら見てた。

本来一番笑うべきは、デモ隊とミオリネの護衛が銭湯を始めてしまったニュースを見て「グエル…汚したな、ミオリネを」って言ってたシャディクのところのはずなのだが。何言ってんだこいつ。シャディクはミオリネのことをサンクチュアリとして見過ぎだろ。前もこんなことを書いた気がする。

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軌道エレベータってダブルオーみたいなやつを想像してたからレーザー誘導だったのはちょっと驚いた。軌道エレベータ周りの都市はまともに見えるが、ラインを一本越えるとアーシアンのスラム、と言ったところか。

今回ミオリネは、アーシアンのおじさんたちと一人で交渉する。スペーシアンは地球から出て行けとする要求に対して、ミオリネは、アーシアンの憤りを理解できるとは考えていないがそれでも対話をしたいこと、アーシアンの仲間たちと一緒に義肢を開発し、彼らは大切なパートナーであり手放したくないことを伝えた。

そこにたまたま交渉人に医者のおじさんがいたことで、

義肢に興味を持ってもらえて、デモを総裁選が終わるまで中断してもらえることになった。ミオリネはミオリネなりに良い結果を出せたと思う。会談の休憩中に株ガンのクソダサPVを見てるのも良い。

一方のグエル。瓦礫からグエルが庇った少年セドと再開する。セドは学校に行きたいらしい。そしてプリンスという人物の話をする。プリンスというのはベネリットのアカデミーを出て宇宙から地球を支援してくれている凄い人らしい。プリンスという通称に、ケナンジは心当たりがあった。シャディクが昔プリンスと呼ばれていたところまでは突き止めていたが、セドがプリンスの名前を出したことでシャディクがフォルドの夜明けの関係者であることが繋がったのだ。グエルはすぐにミオリネに、シャディクがプラントクエタやランブルリングでテロを起こしたに違いないと連絡する。証拠を掴むために、グエルとケナンジはミオリネを置いて、学園に戻ることになった。

プロスペラが行動を開始する。パーメットは水星の魔女世界のあらゆる乗り物に使われているので、ファンネルジャックの要領でデモ隊の戦車でも操ることができる。一発だけなら誤射かもしれないが、プロスペラは持ち場を離れる。プロスペラが向かったのは丘の中の倉庫の様な場所。そこには量産型ルブリスがずらりと並べられていた。21年前にデリングにより潰されたはずのオックスアース社は、宇宙議会連合の支援を受けてルブリスの量産を続けていたのだ。プロスペラたちがかつて在籍していたヴァナディースの技術を軍事転用してオックスアースだけは裏で存続していた。非稼働状態のルブリス倉庫に向かって極太ビームをぶちかますエアリアル。プロスペラの復讐とはどの辺りの範囲までをいうのだろうか?そしてプロスペラが敵の戦車を操ったせいで、デモ隊とミオリネの護衛部隊が武力衝突して、大変なことになってしまった。ミオリネを失脚させることも復讐のうちなのだろうか?

最後スレッタが立ち直ってよかった。前々回ミオリネとグエルに捨てられて、前回はプロスペラとエアリアルに捨てられた。今回は授業にも出席しないで、ずーっと不貞寝していた。今回の最後に、空腹に耐えきれなくなって起き上がり、寮の冷蔵庫を漁った。そこをチュチュに見られてしまった。この、見られてしまったスレッタの表情が本当にかわいい。それをみつけどチュチュも、怒ったり叱ったりするでもなく優しく地球寮の朝食へ連れて行くのだ。そして地球寮の他のみんなもスレッタを優しく迎え入れるのだった。プロスペラはここまで見越してスレッタを突き放したのだろうか。そこに現れたのは、マルタン。ついに地球寮のみんなに、ニカがスパイであったこと、それをマルタンが通報したことを告げるのだ。最善でないやり方ではあったがマルタンは寮長としての役割を果たしていた。その後テレビに映るクインハーバーの事件のニュース。炎の中に立ち尽くすエアリアル。それを見てスレッタは悟った。エアリアルは、最善でないやり方で自分を突き放したのだと理解するのだった。

 

 

【メスガキ】#18 ディギングキングってどんなゲームなんだ?【懺悔室】

 

今回のラストで、グエル、ミオリネ、ケナンジが地球に向けて出発したのかな?

その途中でスレッタの救難信号をキャッチしたりしないかな?

このままではあまりにもスレッタが可哀想すぎる。

 

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【水星の】#17 ミオリネとグエル、結託【お上りさん】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

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スレッタは、エリクトのクローン、レプリチャイルドだった。

そしてデータストームを流されれば普通に赤いアザがでて苦しむ。

これがはっきりと判明しただけでもだいぶ進展したと言える。

エアリアルはスコア8ならパイロット無しで動けるので、

宇宙遊泳中にエアリアルにより単身で宇宙空間に放り出されてしまったスレッタ。

そこに現れたのはプロスペラだった。

プロスペラからも、いらない子扱いされたスレッタは、

ただ一人泣くしかなかった。

ここはプロスペラが、スレッタを捨てる言い訳というか

自分に言い聞かせている様に見えた。

スレッタは学園に戻れば楽しくやっていける、

だがら捨てても平気、

みたいな。

本当に愛情があったら、宇宙空間に放置はおかしいのよ。

戦場にフレイを放り出したクルーゼかよ。

もしかしてプロスペラ討ち死にする気か?

株ガン社長、ジェターク社長、シンセー社長、

3人で会議してるの、なんだか絵面が面白いな。

グエルとミオリネの新しいビジュアルも素敵な感じだ。

シュバルゼッテがやっと出てきた。

買収前から開発してたのか。

つまり7話より前ってことかな。結構前だな。

シャディクとプロスペラが会っているとわかると、

すぐにグラスレー社にすっとんでいくグエミオでダメだった。

企業があるコロニー?フロント?同士は近いのかな?

この辺りの、グエルとミオリネの立っている間を通るシャディクの心情を想像すると、

なかなか笑えてくる。

涼しい顔で「婚約おめでとう」とか言っても

内心穏やかでないのは明らかだからだ。

シャディクは、ベネリット内での支持を8割がた集めている様だった。

ミオリネ達はそれに対抗するために、プロスペラの提案で紛争を鎮めようと画策する。

絶対上手くいかないやつだこれ…

ミオリネは総裁になるために焦りすぎて何もかも思いつきで動きすぎる。

まあプロスペラが煽ってるんだけどさ。

エアリアルを使うと言っていたけど、誰が乗るんだろう。

グエルが乗ってもミオリネが乗ってもデータストームで殺されてしまうだろう

。嫌な予感がする。

デリングへの復讐っていうのはミオリネを

データストームの向こう側に連れていくことなのではないのか。

それでみんなでミオリネをサルベージする話になったりして…。

今回エラン様がモビルスーツ操縦がクソ下手なことが明かされた。

デリングが決闘制度なんてやらなければずっとエラン様が学校に通っていたのだろうか?

あと、地球寮がエアリアルもホルダーも取り上げられてしまったけど、

艦が残っていることがわかったので、わかったので…

わかったからなんなんだよ。

地球寮が不憫すぎる。

ミオリネが買った艦と、今回地味に絡んだマルタンとセセリア。

セセリアはデミトレを作ってる会社の子だから…

ここから何か超展開が起こって地球寮に戦力が増えたりしないだろうか。

スレッタに安全な機体さえあればグエルたちに一矢報いることができるのではないか。

ニカ姉が持っている情報が増えているので、

ニカ姉と地球寮が合流できれば何とかならないかな…。

 

【水星の】#17 ミオリネとグエル、結託【お上りさん】

今回は、群像劇的だった前回に比べたら一本筋で見やすい回だったと思う。

大切なものを守るために覚悟が決まったミオリネとグエルに対して

今までと全く変わらないスレッタという対比だった。

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【総裁選が】#16 ミオリネとグエル、学園に帰還【始まるわ】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

 

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ミオリネは、総裁になるためにグエルに協力を持ちかける。

スレッタをエアリアルから下ろすために、嫌われ役になる。

グエルはスレッタに好意をちゃんと伝える。ミオリネが総裁になれば、

会社を立て直す目処が立つので、協力することにする。

そのためにスレッタに決闘で勝つ。

グエルが強制停止のことを聞いていたかまではわからない。

しかしプライドを捨ててダリルバルデのAIをも利用する。

スレッタも、第1話からまったく成長していないわけではないが、

2人の成長幅に比べたら誤差の様なものだ。

ミオリネはスレッタに少しは話をするべきだという意見もあるが、

ミオリネとしては先週の「お母さんの言うことならなんでもする」ことと、

今週冒頭の「エアリアルを捨てろと言われても捨てない」ことで、

スレッタには話しても無駄だと判断したのだろう。

そもそも父親が亡くなったグエルに対して提携文で励ましてるのがなんかダメだろう。

スレッタはそれしか知らないのだろうが。

しかしミオリネは、グエルとスレッタの温室でのやりとりだけを聞いて、

グエルをまた信用していいと判断したのだろうか?

第1話ではあんなに仲が悪かったのに…。

ミオリネの策略により機能停止するエアリアル

その隙を見逃さずに、綺麗にアンテナのみを切り落とすダリルバルデ。

スレッタ・マーキュリーの初黒星である。

ランブルリングのダメージを引き継いだエアリアルに対して、

完璧な整備がされたダリルバルデ。

スレッタはいつも通りだが、グエルはトラウマで思う様に操縦できない。

スレッタはいつものビームバリアや、

オーバーライドによるファンネルジャック、

最後にはごんぶとビームで決めようとするなど、

完全にエアリアルの性能に頼り切った戦い方だった。

特にごんぶとビームなんていう、

決闘用の出力で軍隊用モビルスーツの脚を消し飛ばす威力のものを

アンテナを折るためだけに撃ち込むのは明らかにオーバーキルだ。

対してグエルは、エアリアルの腕を切り落とし、

ビームを避けて、決闘に勝って見せた。

スレッタがもしかしたらエアリアルガンビット

オーバーライドを多用せずに戦っていれば

白パーメットが発動せずに強制停止もなかったかもしれない。

決闘は、機体の性能だけで決まらず、操縦者の技量のみで決まらず、

ただ結果のみが真実であり、盤外戦も全然アリであることが序盤から描かれていた。

スレッタは何が起こったのか分からず、ただ泣き叫んだ。

敗北は、婚約の解消だけでなく、エアリアルをグエルに引き渡すことも意味するからだ。

最愛のミオリネ、強者と認めたグエル、だけでなく、

エアリアル自身からも裏切られた形になるスレッタ。

第1期OP楽曲の「祝福」の原作である「ゆりかごの星」では、

エアリアル自身もスレッタを復讐に巻き込みたくないことが描かれていた。

何もかも失ったスレッタは、果たして立ち直ることはできるのか。

スレッタのことも気になるが、

ミオリネがジェターク社と組んで総裁選に出るとなると、

株式会社ガンダムはどうなってしまうのか?ジェターク社に吸収されるのだろうか。

それに、なぜかグラスレーに匿われているノレア、ニカ、そして5号。この3人はどうなってしまうのか。

 

 

【総裁選が】#16 ミオリネとグエル、学園に帰還【始まるわ】


今回は群像劇のように各陣営の様子が描かれた。やはり大きな出来事は、ミオリネとグエルがアスティカシアに帰ってきたことだろうか。

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【何がしたいんだ】#15 水星の魔女、どんどんアクセルを踏んでくれ【俺は】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜


グエルは先週のラストでオルコットさんに軌道エレベーターの場所を聞いていたが、まさかの1週間で帰還。あと1週間分くらい地上で過ごすかと思っていたのでこれにはびっくりだった。まあ、尺がないからね…。4クールあれば、グエルくんの「やりました!やったんですよ!必死に!!」が見られたかもしれないと思うと残念である。フードを被って宇宙港からジェターク社CEOの部屋までノンストップでたどり着けるとか、警備がザル過ぎやしませんか。「みんな、元気だったか」と社長室に顔を出しただけでラウダくん気絶。大丈夫かこいつ。グエルくんは全てを引き継ぐらしい。こいつ最強か???


ミオリネは、地球寮とスペーシアン生徒たちが揉めているところに颯爽と帰還。ここの投げ缶からスレッタを庇ったマルタン超かっこいいんすよ。社長の仕事が溜まっていると容赦ない社員たちからの攻めを受けるが、スレッタの「温室…見て欲しい、です」から華麗に二人きりになる。しかし…スレッタの洗脳が、考えていたより強過ぎる。「お母さんが言うなら、あんたはガンダムで人を殺すの?!」ってミオリネが聞いたら、ちょっと困った顔をしながら「はい」と答える。そしたらブチギレてプロスペラの胸ぐらを掴みにかかるミオリネ。ここらへん、ミオリネが即座にプロスペラのところへいくのが偉いし、物語の内容とは別に、ミオリネがよく動くのでかっこいいなぁと思いながら見ていた。表情とか、角度とか。「復讐なら大人だけでやってよ」のところとか最高にかっこいいと思う。言ってやったぞ、みたいな。それにしてもスレッタなぁ。ミオリネが帰ってきて、やっとの思いで絞り出した「温室…見て欲しい、です」が、母親の登場で全部キャンセルされるんだから、相当アレだぞ。なんか大きくなってから連れてきて洗脳したんじゃなくて、幼い頃からの教育だもんなぁ。教育というよりも、感化に近いだろう。この洗脳を解くのは、スレッタからすれば、常識をひっくり返されるようなものだ。なかなか難しそうだ。


14話の5号、超かっこよかったのに、ペイル社の共同CPOたちからは手を抜いているように見えたらしい。5号は没収されたエアリアル改修型に直接乗り込み奪うことを指示される。「悪いね、スレッタ・マーキュリー…」悠々とエアリアル改修型のコクピットに着く5号だったが…強烈なデータストームに襲われる。ここは5号が死んでしまうのかとハラハラした。やがて5号の目に像としてはっきり映るエリクト。「あなたはダメ」そう言う彼女に拒絶されてしまった。「なんだ…4号は使えたんじゃなかったのか…」そこに現れるベルメリア。ヴァナディースが潰されて、強化人士の技術をペイル社で使ってもらうしかなかったというのは、わからなくもないが、それを強化人士本人に話してしまうのはよくなかった。そりゃあ5号もブチ切れても仕方がない。


プロスペラから、総裁になるように言われるミオリネ。このままだとシャディクかミオリネのどちらかが総裁になるのだろうか?グエルはどう出るのか?プロスペラのやつを一回くらいはギャフンと言わせてほしい。がんばれミオリネ。

【何がしたいんだ】#15 水星の魔女、どんどんアクセルを踏んでくれ【俺は】

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「戦争シェアリング」ってのがよくわからないな。ベネリットが儲けるためにわざと紛争レベルの戦闘をチマチマ起こしてるってことかな。

 

【ラウダ先輩が】#14 水星の魔女、この勢いで話を進めてくれ【タヒんじゃうよ!】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

 

ベネリットの資産を地球に売って、地球の技術レベルが上がったとしたら、抵抗が激しくなりスペーシアンにも多数の死者が出るだけのことではないのか。あ、地球が豊かになって、傷痍軍人に株式会社ガンダムのGUNDを売りつけてそれをベネリットの新たな儲けにしようということだろうか?そうしたら少なくとも戦争で亡くなる人は減るだろう。シャディクくん、そういうことなら早く言ってくれればいいのに。まあでも普通に考えたら、地球にも宇宙にも最新鋭機を売ってバシバシ戦争してドンドンモビルスーツを壊して 

回転を早くしたほうが儲かるみたいな話なんでしょうね。アナハイムはやりやがったってことだ。

いやでもそれも違うな。シャディクは「抑止力」の話をしてるから、地球と宇宙の両方が最新鋭機を持っていたら、殴りに行ったら殴り返されるのが怖くなるから、両方の戦力が拮抗している状態が平和、みたいな昔の現実世界の冷戦構造みたいな状態を作ろうとしているのだろうか。今週言ってることだけ考えれば。

ってかリアル系のロボットアニメの宿命だと思うんだけど、人間同士での争いを描くが故に、誰と誰が、何と何が戦うのか?という問題が付きまとう。宇宙世紀ガンダムなんかそのせいでジオン残党がものすごい数になっていたりするし、劇場版SEEDも楽しみにしてるけど連合とザフトが和解したのなら敵は何なの?ってなるし。最終的にはマクロスシリーズや劇場版ダブルオーみたいに、地球外生命体と戦うしかなくなる。

まあ、今回は水星の魔女なので、水星の魔女の話をしよう。グエルくんが12話以降どうなっていたかすごく気になっていたが、やはり地球に連れてこられていた。オルコットというおじさんが、スペーシアンとの取引材料にするために、連れてきたのだという。絶望して3日間何も食べていないというグエルくんに、オルコットは義手パワーを用いて無理矢理飯を食わせる。誤嚥とかしてなくてすごい(元介護士並感)その後グエルくんは、戦闘の流れ弾による瓦礫から男の子を庇ったり(女の子は庇いきれませんでした)目の前に偶然落ちてきたモビルスーツに乗りハイジャンプして敵の目を逸らしてオルコットさんを勝利に導くなどの活躍を見せる。精神的にも体力的にも強靭な男、グエル。「軌道エレベーターに向かう」と言っていたので、次回の登場はいきなり宇宙だったりして…。

一方の学園にて。ニカ・ナナウラはノレアにボコボコに蹴られまくっていた。別にニカのせいでソフィが死んだわけではないし、ニカのせいでフォルドの潜伏先がバレたわけではあるまい。ノレアはただの八つ当たりだよ。まあソフィを失ったショックとかいろいろな感情の行き場が無くてニカにぶつけている感じだろうか。シャディク隊のメイジーちゃん常にニッコニコで怖いなぁ。

しかし今回結構各陣営の裏話が進んだ感じなのに、その裏話に全く関わらないスレッタには参るね…。まあサブタイトルが「父と子と」だから、父親がいないスレッタは出番がなかったのだろうか?

【ラウダ先輩が】#14 水星の魔女、この勢いで話を進めてくれ【タヒんじゃうよ!】

 


「彼女たちのネガイ」

 


正直僕は水星の魔女に不満を持っている。

話は面白いしキャラクターたちは好きだけどガンダムとしては果たしてどうだろうか?例えば新しいオープニングだと、モビルスーツが映る時間が明らかに少なずぎる。ロボットアニメなのに…というのをずっと考えていた。今回は学園で実戦が始まったりしてかなりの急展開と界隈では言われているが、個人的にはもっと早くこの展開になってほしかったと思う。

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まあ、不満ばかり書いていても仕方がないので。

 

【現実】#13 機動戦士ガンダム 水星の魔女、再開。【舐めてますよね】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜


今回はやっぱりベルメリアが、「エリクトは今どこにいるんですか?」って聞いてくれたのがいちばん「おおっ!」ってなったかな。それに対する答えが「スレッタのすぐそばにいる」「エリィは新しい体を手に入れた」だった。界隈ではさんざん予想されてきたが、やっと本編中で明言された。じゃあ次は「どのような状態で」エリクトがエアリアルの中にいるのか?というのが知りたいが、果たして。プロスペラはまだまだ怪しさがものすごい。今話冒頭でクワイエットゼロの話をする時もすごく怪しい。でもプロスペラからしても、プラントクエタの襲撃は予定外だったんだなぁ。プロスペラとシャディクは対立するのかな。最終的にはプロスペラ対シャディク対ミオリネになるのか?ミオリネにはプロスペラに負けずに頑張って欲しいけど、母親の名前を出されてしまったから、プロスペラのことを信用してしまうのかもしれないなぁ…。

次はセセリアちゃんの話をしようか。今話の前半で、ランブルリング開催を宣言し、「エキシビジョンだから負けても恥かいたりしませんよぉ」としっかり煽る。かと思えば、ロウジの分析によりソフィとノレアが実戦仕様のモビルスーツで暴れているとわかると、怯えながらも非常事態宣言をして、ランブルリングの中止をアナウンスして、避難を呼びかけることができる。セセリアちゃんえらいね。前半と後半の喋り方の変わり方がなんだかたまらないし、意外としっかりしたまともな娘だとわかる。

一方のジェターク陣営。ラウダくんはCEOに就任する前の日に、水星女に勝って一旗あげたかったが、それは叶わなかった。ラウダくんは暴力マシーンのガンダムルブリスウルの学園最初の被害者になってしまった。気絶したラウダを庇うフェルシーちゃん。「スペーシアンのくせに弱音吐いてんじゃねぇ!」と2人を守りに来たチュチュパイセンかっこいい。トラウマで狙撃が出来ない、からの、コクピット狙いの弾を肩アーマーで受けられる技量を見せつけて、怒りに任せてガンヴォルヴァをやっつけるかと思いきやフェルシーの悲鳴を聞いて救援に駆けつける様はまさにヒーローだった。

シャディクガールズは思ったよりガッツリと事件に関わっているなぁといった印象。何か通報しようとしたニカを見張っていたり、サリウスを拉致したり、こいつら覚悟決まりすぎだろう。ランブルリングにガンヴォルヴァが出てくるのも知ってたみたいだし。シャディクたちは一体どこへ行くつもりなのか。以前ベネリットグループを解体すると言っていた気がするが、それに今回の件が必要だということか。ガールズたちもノリノリ過ぎてちょっと怖い。

エラン5号は、めげずにスレッタをナンパし続けるのもすごいし、ソフィとノレアがランブルリングに乱入してきても冷静に戦況を分析してるし、GUNDに頼らずにガンヴォルヴァを退けたのもすごい。味方で良かったなぁホントに。社長から許可出てるんだし一回くらいデートしてあげたらいいのに。

我らが主人公スレッタ。ソフィから「お腹いっぱいのご飯や温かいシャワー、私を好きでいてくれる家族が欲しくて人を殺した」(要約)と言われて「そんなことのために…?あっ…!(フレッシュトマトを思い出す)」ってなってたところ、いいよね。僕としても、まだスレッタの中に自戒というか後悔みたいな感情があることに、安心もしたし、(ニチャア…)ともなった。逆にいうとソフィ(とノレア)は、そこまでしないと当たり前の幸せが得られない立場にあるということだろうか。エアリアルがパーメットスコアを上げてガンヴォルヴァのコントロールを乗っ取るので、対抗してパーメットスコアを上げ続けた結果、ソフィはデータストームに耐えきれずに絶命した。しかし今回、あまりにも当然のようにソフィとノレアがガンダムを持ち出すからびっくりした。おまえらもう少し隠れたりする気ないのか?チュチュとかサリウスにもソッコーでバレてるし。ノレアからしたら、GUNDに頼らなくてもそこそこ強いエラン5号は悔しいし、パーメットスコアを上げてもデータストームに襲われることもないスレッタも悔しい。

最後はニカ姉が犯罪者として追われる立場になってしまった話をせねばなるまい。まだ自首なら罪は軽かっただろうが、おそらくマルタンが通報したのだ。しかし誰もマルタンを責められまい。結果として地球寮の、おそらく(株)ガンダムのメンバーも事情聴取を受ける羽目になったようだが…早く帰ってきてくれ社長…。

 

【現実】#13 機動戦士ガンダム 水星の魔女、再開。【舐めてますよね】


「大地からの使者」

 

>エアリアル鬼つええ!!このまま逆らうやつら全員ぶっ潰していこうぜ!!

冒頭の決闘5連戦は、プラントクエタに行く前にシャディクが言ってた「貯まってた決闘」ということなのだろうか。事前公開されていた面白モビルスーツたちがまさか瞬殺されるとは思ってなかったよ!!

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『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2 オープニング映像(ノンクレジット)|yama「slash」 - YouTube

【精一杯の祝福を】ミオリネはスレッタを拒絶したのか?【君に】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

(1/9追記)水星の魔女感想まとめ - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜


グエルくん、OPで捨て猫のような姿を晒すも本編ではまったく映らない。ついでにラウダくんはジェターク重工のCEO代理としてベネリットグループの会議に参加しており学園には不在。学園の決闘委員会に出席するのはまさかのフェルシーちゃん。これはまあ、レネとサビーナという二人を出しているグラスレーから「層が薄い」と言われても仕方ない気がする。フェルシー、パイロット科ではあるけどまだ一回もアニメでモビルスーツ乗ったことないからなぁ。

ラウダくん、ベネリットグループの重役が集まる会議で明らかに四面楚歌なんだけど大丈夫か?

 


ジェタークの話をしたので次はグラスレーの話をしましょう。

シャディクもまたベネリットグループの重役が集まる会議に出席していた。しかしこちらはどちらかというと余裕綽々で司会者ムーブである。デリングは負傷、ヴィムは退場、ついでにテロリストが使っていた機体はジェターク社製。今のうちにベネリットグループのトップに立っておきたいサリウスは、テロを手引きしたのは自分たちなのにしらばっくれて、主導権を握るのであった。

シャディクはテロリストが使っていたガンダムのことも知らないと嘘をつきつつ、アスティカシアにソフィとノレアを転入させて、さらに引っ掻き回していく。

みんなシャディクのことは嫌いだろうけど、僕は期待している。この、自分はハーレムをつくりつつ本命のミオリネに対しては初心だったクソ野郎が、自分の手札でどれだけ大人たちを妨害できるか?どれだけ新世代の力を見せつけることが出来るか?見ものである。

 


次はエランくん。決闘の立会人をポーズ付きでノリノリでやってるし、株ガンにも馴染んでいる。コミュ力高いし外から見てる分にはいいキャラしてるわこいつ。生徒手帳スられたのにも気が付いてて敢えて取り返そうとしないあたりがね、もうね。嫌いじゃない。

 


会社は営業停止、社長は帰ってこない、リリッケとオジェロはなんか怯えてしまって、停滞気味の株式会社ガンダムマルタンはニカを、例の件で問い詰めるも、「必死で救難信号送っただけだよ」と誤魔化されてしまう。マルタンの寮長らしいところが見れてよかったし、ニカに消されなくてよかった。


で、このスレッタ・マーキュリーなのですが…まず、生身のテロリストをモビルスーツの掌で押し潰した件について、少しは悩んでる様子があって安心した。あとのシーンでミオリネも、あれくらいでスレッタを拒絶するつもりはなかったとわかるので、とりあえず一安心じゃあないか?

スレッタは、怯えるリリッケの手を握って、「もしまた戦闘に巻き込まれても私とエアリアルがいるから大丈夫」ってやるシーンは正直怖い。でもその後、ニカが何か悩んでることに気がついたり、あとソフィに対してちゃんとお姉さんをやろうとしているのも明らかな成長が見られるのはとてもいいと思う。

さらにその後、ノレアが乗るファラクトに、ニカが踏み潰されそうになると、スクーターで颯爽と現れてニカを救い出す。完璧な主人公ムーブじゃないか。

スレッタは、個人的には最初ママの言いなりミオリネの言いなりで、裏事情に疎くて場に流され自我がなくてあまり主人公っぽくはないな〜と思っていたが、13話を見る限りいい感じに進んでいる。

そしてエンディングの映像ではスレッタがヘアバンドを外している。これはスレッタが、母親からの洗脳から解き放たれる暗示ということでよろしいか?

一方プロスペラは、ミオリネを自身の計画に巻き込もうと暗躍していた。共犯者にして丸め込むつもりだろうか。対するミオリネは、果たしてスレッタの洗脳を解くことができるのだろうか。

 


後多分、賭けのオッズ表をじっくり見て前回と比較するとか、黒いガンダムが人を踏み潰そうとしたからゼータガンダムのオマージュだなとか、オープニングとエンディング見てもっと書くことあるだろとか、小ネタはたくさんあるのだが、個人的に言及しておきたいのは、八重歯女子たちに囲まれる羽目になってしまった、決闘委員会のロウジくん。たぶんロウジはセセリアと両想いなのだろう。レネに距離を詰められて怯える姿、かわいいですね。その後も、スレッタがソフィを制御できずにロウジの学食を盗み食いする場面が描かれている。災難だったなロウジくん。強く生きて。

 

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