京アニの事件が頭から離れない。

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京アニの事件が頭から離れない。特に京アニを贔屓にしているわけではないが、京アニの事件が頭から離れない。最初は「10人負傷」くらいだったと思うが、現在では「34人死亡」ということになってしまっている。京アニの事件が頭から離れない。

 


犯人は逮捕されたが彼自身も重篤な火傷を負い治療を受けている。川崎市登戸の事件のように首掻っ切って死なれたりしては困る。犯人にはもっときちんとした動機を話してもらいたい。もちろんどんな動機であろうと、絶対に許されることではない。しかし死んで逃げられるよりは何倍もマシというもの。

 


被害にあったのが京アニだということを無視しても、いきなり白昼堂々とオフィスに怪しい男がガソリンを持ってきて火を放ちその日の従業員が半分死んで仕事に使うものが全部焼失したということを考えれば大変なことだ。そんなの怖くて仕事ができないじゃないか。ましてや京アニだ。どうしてくれるんだ。

 


犯人は放火により、なんの落ち度もない34人を殺害しただけではなく、建物も燃やした。京アニの社長によると過去作の資料も「一切合切ダメ」になってしまったらしい。紙の資料はもちろんコンピュータの類も一切合切…。人的被害、物的被害が大き過ぎる。

 


これから京アニの作品とかを見てもエンディングに書かれているスタッフのうち何人かがあの火災で亡くなったということが頭から離れないだろう。俺はこないだ再放送のけいおんを見たばかりだ。あの作品やあの作品を一枚一枚描き上げ作り上げた方々はもういない。さらにそれらの成果となる原画や作画まで失われてしまった。たった一人の放火犯によって、である。

 


被害者の方が何か悪いことをしたのだろうか。ただ作品を世に送り出すためにひたすら丁寧な仕事をしていただけではないのか。天災ならまだ諦めがつくかもしれないが(つかないかもしれない)、一人の人間がやったことである。ただ一人の人間の凶行が、34人の方の命と、30年以上の文化の歴史を破壊したのだ。こんなことがあるのか。こんなことがあっていいのか。なぜそんなことをした。何の理由があって…。

 


犯人からは非常に強い意志を感じるが、なぜそんなことをしなければならなかったのか。

セキュリティの問題も指摘されてはいるが、ガソリンを購入し現場まで運び火を放つという行為は、衝動的にはできないだろう。明確な意志を持って行われている。なんだその無駄な行動力は。しかも犯人は関東の人間らしい。関東の人間が、京都の現場まで行き、午前中のうちに、放火、火災を起こす。そこまでしてしなければいけなかったのか。それしかなかったのか。なんなんだ犯人の野郎。なんなんだ。マジで。

 

自分の気持ちを吐き出すために書いた文章なのでうまくまとまらない。亡くなられた方のご冥福と被害に遭われた方の1日も早い回復を、とか言う元気もない。リアルで話すと話した自分も話した相手も気分が落ち込み場の空気が重くなるだろうからネットで吐き出す方がいいと考えた。