みんなでからあげをつくろう

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前に「デリバリーが充実している昨今、自宅で料理なんて自己満足以外の何物でもない」みたいな記事を書いた。

素人がわざわざ料理なんてする必要なくね? - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

しかし逆に言うと、自己肯定感は凄まじく上がりまるで自分がまともな人間のような気分になってくるのだ。僕のタイムラインでは、からあげを作って写真を載せるといいねがたくさん貰える。だから、みんなにもからあげを作ってばしばしタイムラインに載せていただきたい。

しかし揚げ物は油が跳ねてこわい!という人も沢山いると思う。まず、エプロンと軍手を用意しよう。菜箸から肉が滑って油にボチャンするのが怖いという人は、シリコン製の菜箸を買うといいだろう。揚げたからあげの油を切る天ぷらバットもあるとよい。あとバットにしくクッキングタオル。鶏肉に衣を絡めるためのボウルも欲しい。この辺りは100円ショップで揃うだろう。

 

あと、天ぷら鍋もあったほうがいい。しかし僕は小さめのミルクパンを天ぷら鍋として使っている。きちんとしたものである必要はないと思うが、定期的に揚げ物を作るなら、鍋はそれ専用にしたほうが良い。コンロであるが、できればIHコンロが望ましい。簡単な話でないのはわかっているし、からあげのためにコンロを買い換えろと言っているのではない。僕は引っ越しのタイミングで、手持ちのガスコンロが引っ越し先で使えないとわかったため、IHコンロに買い換えた。IHコンロのほうが、油の温度管理がやりやすい。ただそれだけの話である。他に忘れてはいけないものとして、オイルポットがある。これは使った油を一時的に保管するためのものである。これがないと都度油を捨てなければならないため、定期的に揚げ物を作るなら、あったほうがよい。包丁と真魚板は、あれば役に立つが、なくてもなんとかなる。

 

からあげに使うのは、片栗粉で、醤油、酒、生姜、ニンニクを混ぜた液に浸して…などとやっていると面倒である。工程を減らすために、最初からからあげ用に調合された粉が売っているのでそれを使う。だいたい肉500gに対し一袋使うタイプのものだと使いやすい。水の分量も決まっているので、計量カップも必要か。肉は、もも肉むね肉どちらでもよい。むね肉の方が安いことが多いので僕はむね肉を使っていたが、嫁ちゃんに猛抗議されたので、仕方なくもも肉を使っている。ササミは試したことはない。さっき包丁は無くてもよいと書いたが、スーパーによっては既に切られた肉が売っているからである。ただ好みの大きさがどうかはわからないので、切られていない肉を買って自分で買った方がよい場合もある。あとは油がないならサラダ油を買う。

 

さていよいよ実際の調理に入る。まずはエプロンを装着、天ぷらバットの受け皿にクッキングタオルを敷いて用意する。ボウルにからあげ粉を入れて、規定の量の水を加えてダマにならないようによくかき混ぜる。混ぜるには菜箸で充分だと思う。そして肉を切った端からボウルに入れていく。全部切り終えたら、菜箸で軽く混ぜる。次にミルクパンに油を、肉が浮くくらい入れる。具体的にどのくらいなのかは鍋によって変わってくるため、ここに記すのは難しい。個人的には、だいたい深さ4cmくらいだと思う。ミルクパンをコンロにかけて、点火する。IHコンロなら温度を170℃に設定できる。ガスコンロなら、油に菜箸の先を突っ込んで泡が出るくらいになったら準備完了。軍手を嵌めたら衣を纏った肉を油に投入している。油が跳ねないようにゆっくりと。一つずつではなく、ミルクパンの水面(油面)の半分が埋まるくらいがいいらしい。肉は一度沈み、再度浮いてきたら揚がった証拠だ。菜箸で掴み、肉からビリビリと鼓動を感じたら天ぷらバットで油を切る。冷めたらおかずならつまみなりとして食べる。おいしい。余ったらジップロックに入れて冷凍をする。凍ったからあげは揚げて解かすとおいしい。揚げ物は一度環境を作ってしまえば色々と応用が効くのでみなさんも是非できるようになってほしい。油は友達、こわくない。