みなさんは「文化侵略」という言葉をご存知だろうか。
「文化侵略」とは、武力ではなく文化による侵略のことである。例えば日本の江戸時代に於いて、キリスト教や西洋の文化が入り込んできた。それらは日本の今までの思想とあまりに違ったためキリスト教にハマった平民が幕府の言うことを聞かなくなったという。そこで幕府は、西洋の文化侵略を恐れて鎖国を行ったというわけだ。
しかし最近では、日本が世界に向けて文化侵略をおこなっている。日本の誇る漫画やアニメ、ゲームなどは世界に広がり盛り上がりを見せている。これにより「アニメが好きだから日本が好き」となる外国人が増えていく。軍事的、物理的には侵略していないが、文化的経済的には日本は世界を支配していると言っていいだろう(本当に世界に支配しているのはGoogleやAppleだけどね)漫画、アニメ、ゲームなどのいわゆるポップカルチャーは、石油や鉱石、人海などの物理的な資源に乏しい日本においては貴重な外貨獲得の手段である。
さて一方で、2022年にもなるというのに、野蛮で前時代的なコスパの悪い物理的な侵略戦争を仕掛けたロシアとかいう国がある。現在の侵攻先は西にあるウクライナという国だ。日本もウクライナに対してできる限りの支援を行なってほしい。ロシアのすぐ東にあるのは、日本である。そして日本とロシアの間には、領土問題という火種がある。ロシアはいつ日本にも仕掛けてきてもおかしくないと僕は考えている。
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そこで先述のポップカルチャーだ。ポップカルチャーが、日本を守ってくれる。わかりやすく先日新作が発表されたポケモンを例にとって話を進める。平たくいえば、もし日本へ侵略してきたら、ポケモンの新作をロシアでは販売しませんよと言えばいいのだ。いや、言わなくても、もしウクライナにやっているような爆撃を、日本に対してもおこなったら、ゲームの開発やソフトの生産は難しくなるだろう。ゲームだけではない。漫画もプラモデルも新作は作られなくなる。ロシアの国民も兵隊も、きっと日本の漫画やアニメ、ゲームなんかが大好きなはずだ。言い方は悪いが、娯楽を人質に取るのだ。そうすれば、ロシアはおろか中国や韓国なんかからも、攻撃されにくくなるだろう。北朝鮮はちょっとわからない。
