職場の飲み会に行った方がいい理由と行かなくていい理由

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昨日Twitterを見ていたら、こんなツイートを見かけた。

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僕も「職場の飲み会」については思うところがあるので、その思いの丈を示していこうじゃあないか。もしかしたら来年バズるかもしれないし。まったくバズらなくても、それはそれで。


というわけで、「職場の飲み会には行った方がいいのか?」について僕が考えたことを書き記していきたい。最後まで書いてみて読み返してみたら上司からの目線になったり新人からの目線になったりして読みづらい文章になってしまった。まあさまざまな視点から考えるべき問題だということで、ご容赦いただきたい。

 

まず前提として新型コロナウイルスのことは無視して進めたい。新型コロナウイルスのことを考えたら、職場の大人数の飲み会とか、行かない方がいいに決まっている。だから、こんな情勢下で頭の古いおじさんたちがバカみたいなことを言っている、というのは、だいたい正しい。だから、今回は、新型コロナウイルスのことは考えないことにする。しっかり感染対策を行った上での話、もしくは新型コロナウイルスが撲滅された未来の話、あるいは、遠い昔の話だと思って読んでいただきたい。

次に考えることは、その飲み会は奢りなのかどうかである。例えば自分達はまったく出さなくていいとかなら、参加するかしないか検討に値するだろう。もし飲み会に参加させられて先輩たちと同額を払わなければならないとしたら、参加しなくていいと思ってしまう。

それではいよいよ、職場の飲み会に参加するメリットについて書いていく。職場の飲み会に参加するメリット、それは…人脈が広がるということ。仕事というのはどんな仕事であっても、自分が考えている以上に、他人の力が必要になる場面がある。そんなときには人脈が広い方が、なんとかなる確率が上がる。あくまで確率の問題で、上がるかもしれないし、上がらないかもしれない。

例えば、トレーディングカードゲームをプレイしている人がいたら、有用な手札を増やすために、ブースターパックを買うだろう。そこには、使い出があるカードが入っているかもしれないし、入っていないかもしれない。飲み会に出て、人脈が広がるということは、カードゲームでデッキに組み込めるカードが増えるのと同じことだ。

ではなぜ飲み会で人脈が広がるのかということについて書いていきたい。社会人というのは、仕事とプライベートを分けていることが多い。そして会社の飲み会は、プライベート寄りである。上司から、仕事中は聞けなかったような話が聞けるかもしれない。意外とピーマンが苦手だとか、実はお酒が飲めないとか、そういうことがわかるかもしれない。地方から都心に行った人は、上司も同じ地方出身かもしれない。さらに、いつも接している上司とは別の、普段仕事をしていれば絶対絡むことがないような、他部署の先輩と絡めるかもしれない。そうして他部署の先輩と連絡先を交換したら、直属の上司の悪口を言いたい放題かもしれない。或いは、他部署の先輩と仲がよかったら、そちらの部署への転向もあり得る。

全部可能性の問題で、そうなるかもしれないし、そうはならないかもしれない。さっきカードゲームのブースターパックに例えたが、職場の飲み会に参加するというのは、自身の時間をコストにしてガチャを回すようなものだ。おじさんからしたら、共に酒を酌み交わした若者は、可愛くて仕方ない。これだけだと気持ち悪いだけだ。だがそういうことが言いたいわけではない。つまりは、職場の飲み会は、媚びるチャンスだ、ということだ。何かしらの共通点を新人に対して見つけた上司は、それに対してグイグイくる。その結果、自分の仕事に対して評価が甘くなったり贔屓してもらえたら儲け物だ。

職場の上司からしたら、新人なんて吹けば飛ぶような立ち位置でしかない。もしもその立ち位置を、飲み会に参加するだけで盤石なモノにできるとしたら、それはコストパフォーマンスとして必ず自分に返ってくる。こんなに効率が良いことはないだろう。結局仕事というのは、誰かに頼ってこなしていくモノだ。

では逆に、職場の飲み会に参加したデメリットについて。まずは最初に述べた、参加費が100%自腹だった場合。これは運が悪いどころの話ではない。そういう場合は、転職も検討すべきである。

さらにはこれまで述べてきたことと逆の事象が起こることが明らかな場合は、参加する必要はない。具体的には、食べ物の好き嫌いがやたら多い、ついつい田舎を馬鹿にした発言をしてしまう都民だ、早く帰って配信をした方がスパチャで稼げる、そもそも口下手、などなど。またハラスメントを受けるリスクもある。男性上司から新人女性へのわかりやすいいわゆるセクハラが一番良くないが、男性上司から新人男性への価値観の押し付けや行き過ぎたイジリなどが発生しうる。こういったことが明らかに予測できる場合は、職場の飲み会に参加する必要性は薄いだろう。

結局外でもふんぞり返って偉そうにしているクソ野郎がダメなのである。上司の方は、せめて新人歓迎会は問答無用で奢りにして、上司から新人に対して酒を注いだり気を使うくらいでなければならない。新人歓迎会と言いながら、新人にもてなしてもらおうと考えるのは、絶対によくない。

さっき飲み会に参加すると上司の意外な一面を見られるかもみたいなことを書いたが、職場で偉そうに振る舞うやつは飲み会でも偉そうに振る舞うので、平時の態度を見て飲み会に参加しないのは全くアリだ。逆に上司の皆さんには、この人達と一緒に飲み会に行きたいと思われるような上司や先輩になってほしい。まあでもまずはコロナの問題がひと段落するのを待った方が良さそうである。去年から今年、来年あたりの新人なんていうのは、自分達の学校行事が全部コロナで潰れているので、俺たちが修学旅行も文化祭も運動会も出来なかったのにこいつらは自粛することもなく毎年毎年こうやって酒を…許せない!と思われてしまったらアウトである。