就職面接を受けて、すぐに断った話

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こないだ面接を受けてきた。

 


今の職場が、家から遠くなったのに始業時間が早くなって、妻ちゃんと休みが合わず大型連休が取れない上に、昇給無しと明言されているので、耐えられなくなって、次の仕事を探している。

おらITパスポート受けるだ - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

そして、土日休みと職場が家から近所の工場というだけで申し込んだ面接に、こないだ行ってきた。結果的にはソッコーで辞退したので、反省の意味を込めて、まとめておきたい。ここは僕の日記帳です。

 


その工場は、金属を加熱して加工する工場だった。求人票にも、工場のホームページにも、金属を加工するとは書かれていたが、加熱するとはあまり書かれていなかったと思う。(いま見たら融かすとは書かれていたので金属を溶かすとはどういうことか考えればよかった)特定を避けるため内容をぼかしています。

挨拶もそこそこに、僕はその工場を見学させてもらえることになった。その工場では、金属をドロドロに融かして扱っていた。しかも蓋の閉じられた釜ではなく、

3畳くらいの広さのプールに融けた金属が満たされている。剥き出しで。融けた金属が剥き出しなので、熱い。熱い。暑かった。アトピー性皮膚炎持ちの僕は、この時点で、あっちょっと無理かも、と考え始めていた。僕はなるべく汗をかきたくないのだ。みんなそうかもしれないが、僕は特にそうなのだ。アトピー性皮膚炎だから。

 


そのあと会議室にて面接になった。いろいろ聞かれていろいろ答えたのだが、その中で、

「ITパスポートを直近で取得してるのに、資格を使う仕事をしなくていいの?」

という言葉が、とても刺さってしまった。たしかに、せっかく資格を取ったのに、少しも関係ない仕事というのは、勿体無いだろう。まあITパスポートというのは、それ自体でどうにかなる資格ではないが、今はそういう話ではない。たしかに、妥協せずに本当にやりたい仕事を探すべきなのかもしれない。これがおそらく最後の就活になるのだから。

 


しかし、小心者のせせらぎさんは、その場では辞退しますと伝えることはできなかった。よろしくお願いしますと笑顔で別れたあと、自宅についてから、電話で辞退を伝えたのだった。どうやら今年中に転職するのは難しそうだが、それも仕方あるまい。次頑張ろう。次頑張ろう。