サザレさんえっちでいいよね…
>BW以降で登場する地方のモチーフが海外になってしまったことのガッカリ感と言ったら言葉では言い表せない。いいですよね関東、関西、九州、北海道はポケモンに登場できたから。羨ましい。
ポケモンの舞台になる地方についてクソデカ感情を抱えたまま僕はポケモンSVのダウンロードコンテンツ配信の日を待っていた。
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そして蓋を開けてみればキタカミの里はどう見ても東北地方、それどころか青森オンリーとも言える様な内容だった。
もしかしたら北欧では?とか、イヌサルキジがいるから岡山では?とか言われていて、不安ではあったが、やったね。
ちなみにイヌサルキジと東北を無理やり結びつけるとすると、青森県には北限のニホンザルが生息しており、秋田県では秋田犬が有名であり、岩手県の"県の鳥"はキジである。
具体的にはまずやはり、キャラクターたちが「めんこい」「けっぱる」などと方言を話していることだろうか。ポケモンは他の作品でも関西弁や九州弁が登場しておりSVでも四天王のチリちゃんが関西弁を話す(劇中ではコガネ弁と呼ばれている)。
スグリくんが喋る時にやたら「っこ」をつけたり「けっぱる」と言っているだけでニヤニヤが止まらなかった。
そして今回「鬼ヶ山」という山がある。これは岩手山モチーフかな?と思っていたが、山頂を目指してしばらく登っていくと、ただの岩山から明らかに景色が変わる地点がある。
細かい砂利の地面に、低い塚があちこちにあり、ところどころからガスが噴き出している。
勘のいいガキの皆様ならすぐにお気づきのことと思うが、これは下北半島にある恐山がモデルであると考えている。
山頂にある池や赤い橋など雰囲気がそのままであると感じた。
この山は途中に洞窟があるが、恐山に洞窟があるというのはあまり聞いたことがないので、この辺りはもしかしたら岩手の龍泉洞辺りがモチーフになっているかもしれない。
あとはマップで言えば、林檎園が明らかに青森みを増している。ゲームなんだから平地に作ればいいのにわざわざ丘陵地に畑を作っているし、支えの棒まで描く徹底ぶりである。
ポケモンの舞台といえば、カントーやジョウトはともかく、ホウエンやシンオウはひと目でモデルの地域がわかる様なマップの形をしていた。しかし今回のキタカミの里はゲームに合わせた様な四角いマップであり海岸線は見えない。以前の様な現実の地形がゲームのマップに反映されているということはないのか、と思ったが、
実は、
キタカミセンター付近の地形をよく見ると、
灰色の部分が、下北半島の形になっている!!!
これに気づいた時とても感動したのだが、Twitterではあまり話題になっていないのだった。
そして、キタカミの里が青森だという根拠は、今年の青森ねぶた祭りに置いてポケモンのねぶたが出陣したことも根拠として挙げられるだろう。
以上の様な感じに、キタカミの里は東北地方どころか8割青森だった。本当にありがとうございました。
ストーリーは賛否両論というか、もっと明るい話にしてくれよ!という思いはあるが、マップに関してはほぼ満点である。
強いて言えば雪が降りそうな気配が全くないことが不満だが、ポケモンの世界観的には雪国というのはシンオウのアイデンティティという事にしたいのだろう。