JRの優待券を買っても意味がなかった話

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完全に個人的な覚書のための記事である。

 


JRの株主優待券というのがある。これはJRの株を100株以上持っていると貰える。これはJRの切符を買うときに使うと1枚につき2割引きになる。一度に2枚まで使える。

 

僕はお金がないので、JRの株を100株も買うことはできない。しかしJRの株主優待券は、金券ショップなどで2000円くらいで買うことができる。金券ショップで購入した額よりも、株主優待券で割引される額が大きければ、株主優待券を買う意味があるということだ。

 

そして僕は、半年に一回実家の青森に帰ることにしている。年々面倒になっているが、半年に一回帰ることにしている。青森に帰るのに新幹線を使う。実家に帰るには東京駅-新青森駅間の切符を買う。東京駅から新青森駅まで、片道分の料金は、17670円。株主優待券を2枚使い、4割引にすると、10602円。4000円出して株主優待券を買っても、差し引きで2000円ほど安くなる計算だ。計算だった。

 

2月某日、僕は某所でJRの株主優待券を購入し、みどりの窓口に向かった。そして株主優待券を使い新幹線のチケットを買おうとした。

しかし、係員の人から「株主優待券を使うよりも安くご案内できる」と言われてしまった。

ここで、キョトンである。

 

3連休パスというのがあり、それを使うと新幹線のチケットを普通に買うのよりも安く済むという。そして、株主優待券は、3連休パスなどの「すでに割引されたチケット」には使うことはできない。だから、最初は株主優待券を使用しない方がいいのではないかと勧められたのだ。

しかし、本当に株主優待で手に入れたものではなく購入したものであることと、有効期限内に再び新幹線を使う用事がないことから、強引に使うことにした。

 

結果的に、株主優待券で割引したのは、行きの特急料金の約7000円を、約4000円にしただけであった。乗車券は3連休パスのおかげで安くなっているが、株主優待券がなくても安くなったものである。つまり約1000円の損失である。株主優待券を金券ショップで購入するときは、よく調べて考えましょう、というお話でした。