今のネットでアニメ辛口批評なんてできたもんじゃない - シロクマの屑籠
少々老害みたいなことを、また他で何度も言われているような事を、ついに書いてしまうが、昔のインターネットというのは自分の主義主張を書き殴る場であったと思う。どこかアンダーグラウンドな雰囲気で、他人の目なんか気にしない場所。今ではインターネットは現実世界の延長にあり、読んだ人があまり気分を害するような文章や写真は載せないほうがよいとされる。明るいコミュニケーションの場になった。いや「なってしまった」と書くべきか。
自分のパッションをぶつけるよりも周りによく思われるようなことを書く。現実世界とあまり差がなくなってしまった。
しかし、しかしである。息苦しい現実世界から逃げ出した先がインターネットではなかったのか。嫌いなものは嫌いだと主張できる場所があっていいはずなのだ。
でもやはり他人に読まれる事を気にしなければいけないので、「嫌い」に説得力を持たせなければいけないだろう。嫌いな理由を塾考するのもいいが、「なんとなく嫌」なことだってあるだろう。まったく嫌な世の中になったものだ。
そこで考えたのは、ブログとTwitterの使い分けである。Twitterは上っ面で、本心はブログに書く。…それじゃただの二重人格のやべー奴だな。それに僕は使い分けがあまり得意ではない。だからTwitterでも本心。もっと深いことは、ブログに書く。よし完璧じゃないか。それで行こう。
