【ロミジュリったら】#5 水星の魔女と強化人間【許さないから】

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画像はhttps://youtu.be/aU8ruUe7UlEより。


※「鉄血のオルフェンズ」のネタバレを含みます。

 

 


エランくんは強化人間だった。

ペイル社のCEO達から強化人士4号と呼ばれていた。

"4号"というのはおそらくZガンダムフォウ・ムラサメのオマージュだろうか。

本作は若者たちの日常に寄せるみたいなことをプロデューサーが言っていたような気がするが、

【ダブスタ】#2 「水星の魔女」は大規模な戦争にはならない?【クソ親父】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

第4話の暴徒鎮圧に加えて強化人間まで出てくるといよいよガンダムっぽくなってきたという感じだ。

 

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前回→【見えない】#4 令和のガンダムと言えばヤギだよね!!【地雷】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

 

強化人間といえばガンダムにはお決まりの伝統的な用語である。

基本的には後天的に薬などの処理をして普通の人間よりも反応速度を高めた人物のことを指す。

エランくんは体内にパーメットを注入されているという。

パーメットは、モビルスーツを普通に操縦しているだけでも多少体内に流入するようだが、

エランくんは敢えてあらかじめパーメットを入れられているのだ。

エランくんの担当声優である花江夏樹さんは、ガンダムの過去作「鉄血のオルフェンズ」にもビスケット役で出演していた。

ビスケットも、三日月たちと同じく阿頼耶識手術を受けた一種の強化人間と言ってもいい。

そしてビスケットは「鉄血」物語中盤で死んでしまった。

ビスケットが離脱したことで鉄華団がさらに迷走するのだがそれはまた別の話。

ガンダムにおける強化人間は、だいたいが幸せな結末を迎えることなく死亡する。

エランくんは専用の施設で調整が必要な様子があるので、彼のことは覚悟しなければならないだろう。

エランくんの今までのスレッタに対する態度、優しさ(?)などは、全てスレッタを同族だと期待してのことだったのだろう。

自分はガンダムに乗るときは辛くて苦しいのに、スレッタはエアリアルについて家族だし乗ってると安心するという。

エランからしたらそんなバカな話はない。

エランは今までの態度から一変し、「鬱陶しい」とスレッタを切り捨てる。

ここのスレッタの表情がもう大変で、レイプ目というかSEED目というかハイライトがなくなっている。

ここのスレッタの気持ちを考えるとなんというかもうご愁傷様ですといったところか。

占いのために誕生日を聞けたらいいなぁくらいにしか考えてなかったのに。

まさかフラれるなんて夢にも思っていなかっただろう。これが「見えない地雷」ってやつか。

 

今回で完全にスレッタとミオリネが地球寮に居着いていることがわかった。

まあミオリネはまだ理事長室から通いかもしれないが、2人とも完全に馴染んでいる。

そしてアリヤちゃんによる占い。スレッタにとって母親は偉大な存在、父親はいない。兄弟が…???

スレッタの兄弟姉妹については、ネットでまことしやかに囁かれているある噂があるが、果たしてどうなのだろうか。

エアリアルは地球寮のメカニック科の面々によって解析分解メンテナンスを受けていた。

おそらくソフトもハードも好き放題見られている。部外者がそんなことをして大丈夫なのだろうか。

過去作を考えてみると、

SEEDのキラはフリーダムでアークエンジェルに合流した当初、

ニュートロンジャマーキャンセラーを解析されたくないので触るなとクルー達に言っていた。

一方ダブルオーの時は、キュリオスの撃ち切ったミサイルコンテナなどは戦場に捨てていたが

部外者に解析されても問題ない技術を使っていた。

エアリアルは、おそらくプロスペラが解析されることを織り込み済みで学園へ送り出したのだろう。

プロスペラの目的は、ガンダムの技術を地球に広めることだと言われている。

今回ミオリネは、スレッタがエランとデートすると聞いて出発前にバイクでやってきて、

「ロミジュリったら許さないからね!」と釘を刺したが、それだけ。

まあミオリネはスレッタの恋路にニヤニヤしてる恋バナ大好き女子達に止められたので、仕方ない。

一方のグエルは、取り巻きの女子二人から情報を聞かされると、

モビルクラフトで現場に乗り付けて、

ショックを受けたスレッタを見るや否やエランを問い詰める。

華麗なドリフトを決めてしかもタイミングはバッチリ。

どこかで様子を見ていたのではないかと疑うレベル。こいつもう大好き。

ここからエランとグエルが決闘することになる。

エランは新型のファラクト、グエルは弟のディランザを持ち出してしまう。

多少カスタムされただけの量産機でガンダムに勝てるわけないじゃん!

と思ったのだが、グエルは意外と良い動きをするのだ。

ファラクトのビットは直接ダメージを与えるビームではなく機体の動きに干渉する電磁ビームを発射する。

そんな電磁ビームを、グエルは斧で受けて本体に喰らわないようにするなど

かなり技量が高い様子を見せつけている。

しかしやはり量産機でガンダムには勝てなかったよ…。

グエル先輩、強く生きてほしい。

スレッタとミオリネの中の人はゲラゲラ笑っていたが、視聴者兄貴達にはグエルの技量が高いことは充分伝わっているんだよなぁ…。

しかもこのシーンは、エランの勝ち方がエグくて、

彼の苛立ちとか不安みたいなものが伝わってきた。

まず電磁ビームをディランザに当てて動けなくします。

次にビームライフルで四肢を1本ずつ撃ち抜きディランザをダルマにします。

最後にディランザのツノをもぎ取って完全勝利。

こいつやべえよ…みんなドン引きだわ…。

何もそこまでしなくてもよかったんじゃねぇか…。

しかもエランくんの調整をしていたおばさんが、

実はスレッタの母親と知り合いなようである。

この先いったいどうなるのだろうか。

スレッタはエランに決闘を挑まれて、負ければエアリアルを取られてしまう。

…これたぶん来週、エアリアルの目が赤く光るのではないだろうか。

 

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