先日書いた「水星の魔女」についての記事がご好評をいただいているため、味を占めた。
今週もガンダムについて書いていきたい。みなさん、はてなスター、ブックマーク、読者登録をしていただいて、ありがとうございます。
前回→【逃げれば1つ】機動戦士ガンダム 水星の魔女が不安過ぎる件【進めば2つ】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜
第2話放送直前に、本作のプロデューサーへのインタビューのネット記事が上がっていたので、読んでみた。
それによると、今回のガンダムは若者に向けてあえて雰囲気を変えてあるらしい。
富野監督も、Gレコを作っているときは、若い人たちに見てほしい、みたいなことを言っていた。
しかし10代の若者たちにとっては、ガンダムの名を冠しているだけで、拒絶の対象になるという。
きちんとアンケートをとったわけではあるまいが、社会科見学に来た10代の若者たちの言葉だ。
たしかにガンダムは、戦争が題材の重く深く苦しい話が多い。
長く続く作品ゆえにどの作品から見たらいいのか訳がわからない。
テレビシリーズは4クール(全50話)あるものがほとんどで、深夜アニメの1クール完結に慣れている子たちからしたら長過ぎる。
さらに1作品でもガンダムを見たとSNSに書き込もうものなら、僕のようなガンダムおじさんが寄って集って、次はあれを見ろだとか、やっぱり初代を見なきゃダメだとか、うるさく言ってくるので、関わりたくないのだろう。僕も気をつけます。
「水星の魔女」は分割2クール、26話くらいになると聞いた。
おじさんたちからしたら久々のテレビシリーズなのだから4クールやってほしいが、若者たちに向けた作品なのだからそこは我慢したい。
裾野が広がったところで、沼に落ちてくるのをじっと待つ。このスタンスで行こうじゃあないか。
そして放送された第2話。これはもしかして、毒親とか、親ガチャのような話をやりたいのかな?と思えてきた。オープニングテーマの歌詞を見ても、そんな感じがする。
母親に言われるがままエアリアルとともに学園へやってきたスレッタ。
ダブスタクソ親父に決闘を叩きつけたミオリネ。
自社のモビルスーツに乗り敗北したコトで親父にぶたれたグエル(これで「親父にもぶたれたことない」とは言えなくなった)
となるとこれは最終的に、親との訣別や自立がなされるのだろうか。親なんだから理解や和解ができれば一番いいのだけれど。
ラストバトルは、復讐心を持ったスレッタのかーちゃんがジオングみたいなモビルスーツに乗ってきて副座式になったエアリアルと戦うに違いない。スレッタもろともミオリネを亡き者にしようと襲いかかってくるのかもしれない。それをわからせて大団円…といったところだろうか?
さらにはスペーシアンとアーシアンの差別意識の問題もある。同じ学園の中で地球出身と宇宙生まれで差別意識があるのはなかなかに辛い。
この世界においてガンダムは禁じられたモビルスーツであり、ガンダム所有がバレたら不味かったのだが、ソッコーでバレてしまいスレッタは捕まってしまう。
「ガンダムに乗っていた認識はあったか?」「あの子はエアリアルです…」のやりとりは、SEEDのフリーダム受領のシーンを思い出させる。
スレッタが捕まった後、牢屋に会いにきたエランくん。
「僕は人を好きになったりしないよ」と言っていたが、果たしてどちらの意味だろうか?スレッタ"は"好きになるのか、それとも、スレッタは人じゃないのか?どっちもありうると思っている。
最悪スレッタは頭以外全身GUNDで、エランが生粋のロボフェチでありそれを見抜いた…とか。まあちゃんとメシ食べてるしさすがにそれは無いか。
エアリアルを開発したとされるシン・セー開発公社のCEOだというプロスペラが怪しい。
怪しすぎる。仮面かぶってるし、義手だし、この人絶対スレッタのかーちゃんだろ!ベネリットグループでの会議でもうまく立ち回りエアリアル=ガンダムの追求を躱す。審問会にジェタークCEOとミオリネも参加してどうにかスレッタは釈放…か?
ミオリネ、第1話では自殺未遂に見えたけど、さすがに拾ってくれる人を用意してあったらしくちょっと安心した。
しかもこいつら役名が決まっているので後々重大な活躍をするのかもしれない。
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参考:
https://s.akiba-souken.com/article/amp/58646/
https://s.akiba-souken.com/article/58647/
https://www.uta-net.com/song/325674/