「今回のガンダムは新規に向けて作った」とは一体何だったのか。
エランくんはどうなってしまったんだ。直火で炙った焼きとうもろこしになってしまったのか。
いくらなんでも退場が早過ぎる。まだ第6話なのに。
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画像はhttps://www.w-aerialcp.jp/より。
現実から目を背けるために、まずはグエルくんの話をしようじゃあないか。
2連敗(3連敗)したためジェターク寮を追い出されるグエル。
しかし残りの学費は払ってもらえるらしい。
まずここなんですけど…
もう少しみっともなく「俺はまだやれる!見捨てないでくれ!」って足掻いたり、
義弟や取り巻きに縋るかと思ったら、
潔く「ラウダ、ジェターク寮を頼む」って言ってクールに去るのかっこいいなぁ。
そのあとスレッタとエランの決闘をタブレット端末みたいなので観戦してるグエルくんがチラッと映る。
片手にコーヒー、後ろには晴れた空とテント?こいつまさかここで野営してんのか?
面白過ぎるだろ。
実は最近プロローグと1話2話を見返したんだけど、
1話でミオリネの温室をメチャクチャにしたのは、
ミオリネが彼の父親の言いなりという地雷を踏んだからなのだろう。
あれは仕方無かった、そう考えたいくらい最近グエルくんが気に入っている。
スレッタから決闘が宇宙で行われるのを聞くと、「推進ユニットを作ろう」と言い出すニカさん。
こんなこともあろうかと取っておいたガラクタを、ニカさん指揮のもと修繕していく地球寮の面々。
決闘を宣言してから実戦まで何日あるかはわからないが、極々短期間に、地球寮は推進ユニットを完璧に直してエアリアルに装備させた。
そして実際に決闘でも通用している。地球寮はいまいちパッとしない印象だが、メカニックの腕はたしかなようだった。
地球寮、すごい。推進ユニットがファラクトの足ビームで壊されてしまったのが残念だ。
そろそろ本編に触れていこう。
まずは番組冒頭、ベルメリアの「21年前の復讐」という発言。
21年前というのは、プロローグのことを言っているのだとしたら、大変なことになる。
プロローグにて、エリクトちゃんは4さい。本編のスレッタは17歳。
21年前。4さい。17歳。計算が合わない。
普通にいけば「エリクトはスレッタではない」ことが「確定」したのだ。
アバンタイトルからやってくれるではないか。
まだコールドスリープとかそういう謎の技術とかを持ち出してくるかもしれないけど。
さらにこの直後、プロスペラさんが何者かと通話して「エアリアルは勝つ。私の可愛い娘だもの」と発言。
相手が誰だかは知らないけど、「スレッタは勝つ」ではなく「エアリアルは勝つ」???この辺りもちょっと不穏な気がする。
エランくんについて。
今回彼と顔と声が同じな青年が出てきた。
彼は一体何者なのか?
こいつは学校で勉強しなくていいのか?
などわからないことだらけだ。
おそらく彼は、ホルダーとなりミオリネと結婚する、つまりベネリットグループ次期総裁の立場が手に入るのを待っているということなのだろう。
結婚が決まれば本人が出てくるのだろう。たぶんそんな気がする。
とりあえずこの記事では強化人士4号のことをエランくんと呼ぶことにしよう。
戦闘が始まるとテンションが高めのエランくん。
「僕はガンダムのために作られた使い捨ての駒だ、そう答えれば君は満足なのか?意外と意地が悪いじゃないか、スレッタ・マーキュリー!!」
「君はなんでも持っている…友達も家族も、過去も未来も、やりたいことリスト、希望だって!だったら勝利くらい僕にくれよ!じゃなければ…不公平すぎる!」
この辺りのエランくん好きだわ。
僕はSEEDからガンダムに入ったので、
こういうモビルスーツに乗って相手に言いたいことを言うだけという場面を見ると、
ガンダムっぽくなってきたなと感じる。
ここは実はエランくんが言いたいことを言って、
スレッタはあまり言い返せていないのだけど、
それもまたスレッタらしいというか。
どこかで、「パーメットが流入すると感情が爆発する」みたいなのを読んだ。
第3話でグエルくんが勢いで求婚したのも頭パーメットになってたからじゃないかな。
エランくんは決闘に負けてしまったが、かつては誕生日を祝ってくれた人がいたことを思い出した。
天涯孤独ではなかった。
そしてスレッタが誕生日をお祝いしてくれる人になった。
ここまではいい。
しかし、スレッタに負けたエランくんは、ペイル社の施設で、磔にされて、彼の前の壁が黄色く光る。光が赤くなると…。
改めて約束したデートの待ち合わせ場所に、彼は現れなかった。
これはなぁ。辛いな。ちょっと浄化の兆しが見えただけに辛い。
無邪気にエランくんを待っているスレッタがこのことを知ったらどうなるのか。
今までのガンダムにもあまりなかったパターンな気がする。
だいたい強化人間が死ぬのって、
主人公や、空気を読まないライバルなんかに戦闘中に撃墜されることが多いのだが、
所属組織の上位者から処分という形で転ばされるのは、案外少ない気がする。
それにまだ第6話だぞ。
身構えているときには死神は来ないらしいが、たしかに視聴者は身構えていなかった。
エランくんが死ぬとしても、もっと先の展開だろうと思っていたから。
推進ユニットのテスト航行中にペイル寮にぶっ込んで全館放送でエランくんに呼びかけるスレッタはめちゃくちゃ鬱陶しい。
エランくんじゃなくてもイライラするわこれは。
そしていざ決闘の当日。
エランが勝ったらエアリアルを取られる、
スレッタが勝ったらエランのことを教えてもらう、
オッズは2.7倍。
スレッタはエアリアルに本気を出させて勝利。
あの場面ってガンビットがビュンビュン動いてファラクトを撃ってるときにスレッタの様子が全くわからず、
ことが済んだ後に何事もなかった様子のスレッタが映るのが、ちょっと怖い気がする。
まあもっと怖いのは別のところなんですけど。
スレッタは何食わぬ顔でガンビットを操る。
一方エランくんはパーメットスコアを2→3→4とどんどん引き上げていくが、
スレッタとエアリアルには敵わなかった。
明らかにファラクトのコックピットを狙ってるビームがあるんですけどこれは何なんですかね?
スレッタがエランくんを転ばそうとするとは、正直考えにくい。
ではエアリアルが、エランくんを転ばそうとしたのだろうか?
ファラクトがエアリアルのビットに囲まれたときにエランくんに見えた少女の幻影は一体何なのか?
しかもスレッタはガンビット一斉射撃の後、いつものことのような素振り。
さらには「いつもよりも声が聞こえた」と発言。いつも声が聞こえてるのか…(困惑
タイムライン上ではガンダム初見勢が
「ガンダムって毎回こんな感じなの…?」
「何故この作品はガンダムなんだ…ガンダムでなければエランは無事だったはず…」
と悲しみに暮れていた。
一方歴戦のガンダムおじさん達は、
「ガンダムっていつもそうですね!強化人間のことを何だと思ってるんですか?」
「いつもよりエグいし、時期が早くないか?」と困惑していたという。
こんな情緒がめちゃくちゃな状態で、2週間待たなければならないのか。
新規の方はどうか脱落しないでいただきたい。
↓に入会すれば今回の話も前回までの話も見放題らしいっすよ