岩手旅行 その4「イシツブテ公園」

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2023年10月27日

 


前回敢えて載せなかったが、龍泉洞にはチゴラスのポケふたがある。

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前回→岩手旅行 その3「龍泉洞」 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜


龍泉洞の見学を終えて、改めてポケふたを見られるだけ見て回ろうとした。

 


しかし車で走っていると、突然天気が悪くなり、なんと雹が降り始めた。

 


車に穴が開くかと思うほどの激しい音が鳴り続ける。また路面状況も心配だった。こちとら夏タイヤである。

 


山道に路駐して天気が回復するのを待つ。

 


しかし岩手県までわざわざ来て、天気が悪くて行きたいところ行けませんでした!というのは残念過ぎる。

 


半分意地になり、「道の駅青の国ふだい」にたどり着いた。

道の駅と鉄道駅が一体化してるのは初めて見た。

最近は多いのだろうか?

 


ここにはタテトプスのポケふたがある。

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あとイシツブテ自販機など。

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続いて「道の駅くじ」

 


この辺りになると天気は回復していた。

 


プテラのポケふたがある。

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そして、「道の駅 いわて北三陸

ここには別の絵柄のプテラのポケふたがあり、

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さらにイシツブテ公園がある。

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イシツブテ公園といいつつセンターはやはりプテラ。ゲームでは琥珀から蘇らせる設定があるためか琥珀の名産地である久慈ではよく見かける。
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そしてこのイワークはたぶん実物大であろう。

最近ルカリオオオタチなど1メートル超えのポケモン実物大ぬいぐるみが発売されているがイワークはデカすぎて野晒しにするしかない。雨の日が心配である。
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シーソーと化したイシツブテ先輩。
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龍泉洞のポケふたになっていたチゴラス

ガチゴラスのポケふたもいつか見に行きたいのう…。
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ツメのカセキ?
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カイのカセキ!

 

イシツブテ公園はこんなところである。

 

 

帰りも北三陸道路を通って八戸まで帰る。

 

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青森県階上町にあるポケふた。

青森県には現状ポケふたは2箇所しかない。つまりこれにてコンプリートである。くぅ〜疲れました!

岩手旅行 その1「蕪島神社」 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

 

以下おまけ。

2023年10月28日。

新青森駅にて。

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「左がねぷた、真ん中が立佞武多、右がねぶた」
「全部同じじゃないですか?!」
「ちがいますよーーーっ」
「これだからしろうとはダメだ!もっとよく見ろ!」

 

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いいぬマナー

 

終わり。

 

名古屋旅行編に続く。

【ポケモンSV】キタカミの里が完全に青森だった件

 

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サザレさんえっちでいいよね…

 

>BW以降で登場する地方のモチーフが海外になってしまったことのガッカリ感と言ったら言葉では言い表せない。いいですよね関東、関西、九州、北海道はポケモンに登場できたから。羨ましい。

 


ポケモンの舞台になる地方についてクソデカ感情を抱えたまま僕はポケモンSVのダウンロードコンテンツ配信の日を待っていた。

 

前回→【朗報】ポケモンに遂に東北が登場…か?! - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

 

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そして蓋を開けてみればキタカミの里はどう見ても東北地方、それどころか青森オンリーとも言える様な内容だった。

 


もしかしたら北欧では?とか、イヌサルキジがいるから岡山では?とか言われていて、不安ではあったが、やったね。

 

ちなみにイヌサルキジと東北を無理やり結びつけるとすると、青森県には北限のニホンザルが生息しており、秋田県では秋田犬が有名であり、岩手県の"県の鳥"はキジである。

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具体的にはまずやはり、キャラクターたちが「めんこい」「けっぱる」などと方言を話していることだろうか。ポケモンは他の作品でも関西弁や九州弁が登場しておりSVでも四天王のチリちゃんが関西弁を話す(劇中ではコガネ弁と呼ばれている)。

スグリくんが喋る時にやたら「っこ」をつけたり「けっぱる」と言っているだけでニヤニヤが止まらなかった。

f:id:snow_in_the_moon:20230917050028j:imagef:id:snow_in_the_moon:20230917050036j:imagef:id:snow_in_the_moon:20230917051508j:image

そして今回「鬼ヶ山」という山がある。これは岩手山モチーフかな?と思っていたが、山頂を目指してしばらく登っていくと、ただの岩山から明らかに景色が変わる地点がある。

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細かい砂利の地面に、低い塚があちこちにあり、ところどころからガスが噴き出している。

勘のいいガキの皆様ならすぐにお気づきのことと思うが、これは下北半島にある恐山がモデルであると考えている。

山頂にある池や赤い橋など雰囲気がそのままであると感じた。 

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この山は途中に洞窟があるが、恐山に洞窟があるというのはあまり聞いたことがないので、この辺りはもしかしたら岩手の龍泉洞辺りがモチーフになっているかもしれない。

あとはマップで言えば、林檎園が明らかに青森みを増している。ゲームなんだから平地に作ればいいのにわざわざ丘陵地に畑を作っているし、支えの棒まで描く徹底ぶりである。

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ポケモンの舞台といえば、カントージョウトはともかく、ホウエンシンオウはひと目でモデルの地域がわかる様なマップの形をしていた。しかし今回のキタカミの里はゲームに合わせた様な四角いマップであり海岸線は見えない。以前の様な現実の地形がゲームのマップに反映されているということはないのか、と思ったが、

 


実は、

 


キタカミセンター付近の地形をよく見ると、

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灰色の部分が、下北半島の形になっている!!!

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これに気づいた時とても感動したのだが、Twitterではあまり話題になっていないのだった。

 


そして、キタカミの里が青森だという根拠は、今年の青森ねぶた祭りに置いてポケモンのねぶたが出陣したことも根拠として挙げられるだろう。

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以上の様な感じに、キタカミの里は東北地方どころか8割青森だった。本当にありがとうございました。

ストーリーは賛否両論というか、もっと明るい話にしてくれよ!という思いはあるが、マップに関してはほぼ満点である。

強いて言えば雪が降りそうな気配が全くないことが不満だが、ポケモンの世界観的には雪国というのはシンオウアイデンティティという事にしたいのだろう。

 

 

【朗報】ポケモンに遂に東北が登場…か?!

 

 

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先日ポケモンSVの有料DLCが発表された。


ゼロの秘宝 前編・碧の仮面 後半・藍の円盤

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その中で前編・碧の仮面の舞台についての説明によると、「キタカミの里」という場所が登場するらしい。

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大きな山の麓に田んぼとりんご園が広がっているらしいキタカミの里…岩手県かな??

ホーム/北上市公式ホームページ

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でもポケモンで今まで、地方のモチーフに対して直接的な言葉を使ったことは、あまりなかった。アローラ地方の島の名前はハワイの言葉らしいが。

キタカミの里イコール北上市岩手県、つまり日本の東北地方がモチーフだというのは、ちょっと安易なのかもしれない。

しかし本当にキタカミの里が日本の東北地方をモチーフにした舞台だとしたら、僕としてはとても嬉しい。

僕は、ルビサファホウエン地方が出たあたりから、「もしかしたら次回作の舞台は自分が(当時)住む東北がモデルになるかもしれない」という淡い期待をしていた。

今までモチーフになった関東、関西、九州、北海道以外に住むポケモンファンはみんなそうだと思う。みなさんはどうだろうか?

BW以降で登場する地方のモチーフが海外になってしまったことのガッカリ感と言ったら言葉では言い表せない。いいですよね関東、関西、九州、北海道はポケモンに登場できたから。羨ましい。

もしキタカミの里が東北モチーフなら、シンオウ地方以来の日本モチーフの地方ということになる。

だがちょっと待ってほしい。スカーレットバイオレットの舞台のパルデア地方は、イベリア半島がモチーフである。

ヨーロッパからいきなり日本にいくだろうか?

東北じゃなくて、北欧じゃないか?みたいな意見も見かけた。

動画内の、キタカミの里と思われる地図と、東北地方、北欧を、同じ向きにして並べてみると、果たしてどうだろうか?

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わざわざ「りんご園が広がる」って書いてあるのが、すごく気になる。

それによく考えたら、海外がモチーフの地方の名前は、海外っぽい響きにしてある気がする。

カントージョウトホウエンシンオウ(ヒスイ)

イッシュ、カロス、アローラ、ガラル、パルデア

キタカミは語感的にどちらの仲間かと言われると…?

 


今は続報を待つしかない。

続き→【ポケモンSV】キタカミの里が完全に青森だった件 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

 

鳥取旅行 その1 鳥取砂丘コナン空港 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

ポケふたを見てきた

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今日やったことをすぐにブログに書く!!

 

というわけで。

 

今日は天気予報で気温が高めの予報が出ていたので、町田にポケふたを見に行ってきた。

 

ポケふたとは→ポケモンマンホール『ポケふた』

 

なんか街中にはなくて、ちょっと街外れにあるイメージ。

街を歩いていてたまたま見つけるというよりは、最初から場所がわかってないと難しい気がする。

 

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上野科博にあるものや、


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桜木町駅前にあるものは難易度が低い。

難易度ってなんだ??

 

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だって平気で離島にあったりするんだぞポケふた。

やべえよ。

震災復興支援を兼ねているのか東北にやたら多かったり、イーブイとその進化系はまとめて鹿児島だったり、なかなか攻めた設置の仕方をしている。

だから、駅から徒歩で行けるような場所にあるのは、難易度が低いと言えるだろう。

 

というわけで、そんな難易度低めのポケふたを見に行ってきた。

 

東京都町田市、芹が谷公園には6つのポケふたがある。

芹が谷公園は町田駅から北に向かって少し(15分くらい?)歩くと見えてくる。

町田市は、ポケットモンスターの原案を考えた田尻智氏が住んでいた街ということで、設置場所に選ばれたらしい。

 

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フシギダネヒトカゲゼニガメ

この3枚は実際は離れたところにあるが、並べておきたくなる。

フシギダネの後ろはリメイク版のリーフちゃんが見切れていると思われる。ゼニガメの後ろにはリメイク版のレッド、ヒトカゲの後ろは赤緑のレッドだろうか。上着の前を開けてるのが赤緑っぽい。

 

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そしてカントー地方の序盤の街や森に生息するメンバーが描かれたポケふた。ポッポコラッタの絵柄にはピカチュウも見切れている。温かくなったらキャタピーの元ネタのアゲハチョウが飛んでいそうな公園だった。


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そして田尻智氏最推しポケモンニョロモ

 

こういう感じで見ていると、ポケふたコンプリートの旅に出たくなる気持ちが出てくる。しかしそれは小笠原諸島を含めた日本一周の旅を意味する修羅の道である。自分が行ける範囲で楽しめばいいのさ…。

 

【おはこん】ポケモンSVクリアしました【ハロチャオ】


ポケモンSVクリアしました。

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【スカーレット】ツイートがバズってうれしいのでまとめる【バイオレット】 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

以下ネタバレあり。

 

 

 

ストーリーはまあ良かったと思う。

ジム討伐、ヌシ討伐、悪の組織退治をこなし、最後にそれぞれで出会った仲間たちと一緒に4人でマップ中央部の“パルデアの大穴”の謎を解く(謎が解けるとは言ってない)

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主人公を動かすと他の3人が追従してくるのは一緒に探検してる感じがあってとてもよかった。ラスボスも強かったし。

キャラクターについて。

まずネモちゃんは、可愛い女の子として見ることは正直できない。

バトル大好きにするにしても限度があるだろ。もはやバトルジャンキーだよ。

まあでも「んもう〜ネモはバトルのことしか考えてないんだから〜」みたいにギャグに昇華できるので、

前作の、兄貴にも主人公にも勝てないから博士になります。。。よりはよっぽど明るいか。

ボタンちゃんは校長がネルケとして出てきた瞬間にじゃあカシオペアこいつやんけ〜ってなった。

今風のネットに毒されたキャラ造形(性格とか言葉遣いとか)で大変よろしい。

ペパーくんは3人の中で一番好き。

バトルは苦手とか言いながら毎回ヌシの弱点はつけるし最後強いしマジなんなの。

おまえバトル得意だろ…なんだよその犬めちゃくちゃ強いじゃねぇか…。


ところで、新システムのテラスタルについて一つ不満がある。

ジムリーダーが最後の切り札をテラスタルさせるときに、専門じゃないタイプのポケモンを出してくる。

そのあとテラスタルで専門のタイプにしてしまうのは正直どうなんだろうと考えてしまった。

タイプ統一パーティの弱点である抜群攻撃の一貫を防げるテラスタルなのに、一貫性をわざわざつくってどうする。

しかもポケモンが元のタイプと同じタイプにテラスタルして火力アップとかでもないし(アオキのムクホークはそうなる)

リップのフラージェスなんかは、エスパーを狩りにきた悪タイプを返り討ちにしたり出来るのかもしれないが。

一番可哀想なのはコルサのウソッキーだと思う。テラスタルせずに岩タイプのままなら草タイプが苦手な炎や飛行を止められるというのに。

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もっとこう、虫タイプのジムだけど切り札は水タイプにテラスタルして炎の一貫性がなくなるぞ!みたいな構成ではダメだったのだろうか。

ジムリーダーといえばもう一点。

今作はオープンワールドを謳っており、バッジを集めるのに順番はないとされている。

しかしいつ訪れてもレベルが固定である。

バッジ0個でジムに挑んでも、バッジ7個でジムに挑んでも、相手のポケモンのレベルは一緒である。

まあスタート地点の学校から、近い順にジムなどのボスを潰していけば、だいたい順番通りにはなるのだが。

しかしそういった順路を飛ばしてこそのオープンワールドであるといえるだろう。

ジムリーダーには単なる賑やかし、経験値ではなく、やはり高い壁であってほしい。

今回のポケモンは少し道を外れてしまえばすぐにレベルが上がる。

カエデやコルサの適正レベルなんかは、あっという間に追い越してしまう。

せっかくのオープンワールドなのだから、ジムリーダーの強さが持っているバッジによって変わるとかくらいはできなかったのだろうかと思ってしまう。

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全員に7段階の強さを用意するのは流石に大変かもしれないが、3段階くらいはなんとかならないだろうか。

しかし今作のバグの多さを見てると、それも難しかったのかなと思ってしまう。

四天王のBGMはマジで知らなかったので、学校最強大会のBGMを変更できるとかにしてクリア済みでも曲を聴かせて欲しい。

あとボックスの処理落ちがマジできつい。

僕はボックス32に使うポケモンを集めているのだが、ボックスを32にしたままボックスを閉じてその後テラレイドを続けてやったりするとボックス32に捕まえたばかりの使わないポケモンが混ざってしまう。

そのため他のボックスへ使わないポケモンを移す作業をたまに行うのだが、このときボックスのロードが異常に遅い。

使わないポケモンを他のボックスへ移したつもりが、ロードが遅いだけでカーソルの位置にポケモンが実はいたりして、ただ使わないポケモンと使わないポケモンの位置を入れ替えただけになることも多々ある。

これは早急に改善していただきたい。

 

 

もうすぐクリスマスなので何かください→Amazon.co.jp

 

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【スカーレット】ツイートがバズってうれしいので解説する【バイオレット】

 

 

ポケットモンスターSV発売直前(発売日の朝)につぶやいたツイートがバズってとても嬉しいので、解説する。

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https://twitter.com/seseragi_1343/status/1593365567934763011?s=46&t=1-G7ZRVoN7AW2jP64NksuQ

 

Q.30代なのにポケモンをプレイするとか恥ずかしくないの?
A.今の30代というのは、赤緑をリアルタイムでプレイして拗らせて、金銀の延期にもルビサファの互換切りにも挫けることなくプレイし続けて、ダイパとともに大学の授業を受けていた世代だ。面構えが違う。


万バズは6年ぶりです。

ありがとうございます。

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https://twitter.com/seseragi_1343/status/726887124121714688?s=46&t=1-G7ZRVoN7AW2jP64NksuQ

 


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【ゲームメモ】ポケモンLEGENDS アルセウス その1 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

ポケモンLEGENDS アルセウス その2 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜


まず「30代」のあたり。最初は僕の実年齢を書いた。

「36歳にもなってポケモンとか恥ずかしくないの?」と言った感じだ。

しかしここでなんとなく自分の実年齢を書く方が恥ずかしくなり、「30代」とぼかした。

このぼかしたことが結果的にバズった要因の一つに思える。いや実年齢の方がバズったかな?今となっては、わからない。


「誰かに恥ずかしいと言われたのか?」という意見が届いているが、とくに誰にも言われていない。これに似たような意見で「趣味と年齢は関係ない」「他人の趣味を貶す方が恥ずかしい」と言った書き込みも寄せられている。

それこそ僕と同じ30代の後半くらいの年齢層からそれより歳が上の諸兄諸姉ならわかっていただけると思うが、僕らが子供だった頃、25〜30年くらい前までは、「ゲームやアニメは子供のもの」「ゲームやアニメを好む大人は幼稚」という風潮が、間違いなくあったと感じている。

それらの作り手、製作陣は大人である。しかしターゲットとされたのは子供達だった。ゲームやアニメは子供のためのもので、大人になったら“卒業”するものだった。

もちろん当時から、大人になってゲームやアニメから卒業しない者達もいた。しかし彼らは影でこそこそひっそりやっていた。今のようにゲームやアニメが好きだと大人が公言して大手を振ってお天道様の下を歩くということが難しい時代があった。

36歳の僕にはこの感覚が心の奥底に、こびりついている。だから、「恥ずかしくないの?」は具体的に誰に言われたということではない。恥ずかしいだの、気持ち悪いだのは、ただの被害妄想である。

次に「赤緑をリアルタイム」の部分。リアルタイムというのは、Twitterだとアニメを関東圏の放送時間に視聴し、実況を書き込んだりするとリアルタイム(リアタイ)と呼んだりする。

この場合のリアルタイムとは、当時ターゲットの子供だった、という意味で使った。ポケモンの赤緑は1996年発売。アニメは1997年から放映開始。当時の小学生は84年生まれから92年生まれになるだろうか。ゲームのブームが発売からじわ売れで長かったことや、中学生や幼稚園児も初代をリアルタイムしたことを考えたら、もう少し幅が広がるだろう。この「発売当時レッドやグリーンと同い年もしくは歳下だった子供達」を「赤緑リアタイ勢」と勝手に呼んでいる。

その次は「金銀の延期」これは実は赤緑が発売されてすぐ、アニメが始まる前には「ポケモン2」というタイトルで続編の開発が発表されていた。しかし諸事情にて発売は延期に次ぐ延期、最終的には金銀は1999年に発売となった。

ここで、赤緑リアタイ勢のうち半数以上が脱落したと言われている(誇張)子供にはこの3年の月日は大きい。特に、赤緑の発売当時に主人公と同い年だった11歳の子供達は、99年には中学生になっていた。

中学生になれば子供達は、勉強に部活にと忙しくなる。そしてポケモンの新作どころかゲームというメディア自体から卒業した子供達が、僕の周りには沢山いた。これにめげずに金銀になってもポケモンをプレイし続けたのが僕である。

更に「ルビサファの互換切り」ポケモンは、ここでも多くの脱落者を出している。

これは、今までGB、GBCと展開されてきたポケモンが、GBAに移ることで金銀からポケモンを連れていくことができなくなったというものである。赤緑から金銀に連れて行くことはできたのに、金銀からルビーサファイアには連れていけないとわかり、ここでポケモンを辞めた人は沢山いたという。これにめげずにルビーサファイアになってもポケモンをプレイし続けたのが僕である。ちなみにルビーサファイアの後にファイアレッドリーフグリーンが発売された。ホウエン初出ポケモンカントー初出ポケモンは捕まえることができるようになった。この世代(第3世代)でジョウト初出ポケモンを捕まえるにはゲームキューブが必要だったため、この世代の図鑑完成の敷居は高い。


そして「ダイパと共に大学の授業を」ここは脱落ではなく、ポケモンをプレイしていた人たちのことを書いている。別に高卒を貶しているわけではないので勘違いしないでいただきたい(今のところそのような書き込みは届いていない)ダイヤモンドパールはDSで発売された。DSは蓋を閉じればスリープできたため、大学の授業中に隠れてプレイして、ろくにレポートも書かずに(大学のレポートのことではない)ただスリープにして次の授業へ出席する、みたいなことをしていた人も沢山いたはずである。ここについては「大学にDS持ち込んでた」「授業中に孵化作業してた」「講義中にパルキア厳選してた」などの意見をいただきました。


後出しになってしまうのは承知の上だが、僕が言いたかったのは、30代になってもポケモンやってるようなやつは以上の試練を乗り越えてきた手練だから、ちょっとやそっとじゃやめたりしないよ、僕のようにね☆ということだ。「主語がでかい」と言われることもあったが、基本的には自分だけのことを書いたつもりだ。しかしやはり「金銀の延期で諦めました」「ルビサファの互換切りでやめました」といった意見も寄せられている。

そしてやっぱり、賛同意見は嬉しい。たぶん同じ歳くらいだと思うが、新作が出るたびに当たり前のようにプレイするとか、もはや義務です使命ですとか、新しいフレーバーが出たら味見するようなものですとか、そんな様子だった。

最後にちょっと泣きそうになった書き込み。

「ブラックホワイトの頃結婚して剣盾からは子供と一緒にやってます」

みたいなやつ。同い歳くらいだと思われるが、人生のイベント達成率でいけば大先輩である。羨ましい。ポケモンももう歴史が長いため親子で楽しめるコンテンツになりつつある。素晴らしいことだ。まあ、今は妻ちゃんと一緒にスカーレットバイオレットをやっているので、ひとりでやることにならずによかったといったところだろうか。もちろんひとりでも楽しいのがポケモンですけど。このツイートは僕自身の話なので。


おまけでもう一つ。「つまりみんなポリゴン事件の生き残りというわけだな」みたいなやつ(あの事件で死んだ方はいないはずなのでい生き残りもクソもない。全員生きてる)僕は田舎の出身なのであの放送は見ることはできなかった。ポケモンのアニメはテレ東だが、週遅れで田舎のテレビ局でも放送されていた。そしてテレ東の放映地域で被害が出た時点で、田舎でも放送がストップしたのだ。だから僕が当時住んでいた地域では、あの回がそもそも放送されていないのだった。

 

というわけで、今回の万バズでは、いかにポケモンが人気や影響力があるかというのを再認識することができた。もちろん僕もスカーレットの方をプレイ中なのでそのうちプレイしていて感じたこと記事を書きたい。

 

 

ポケモンで学ぶ「収斂進化」

 

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ポケモンが、「ウミディグダ」を発表したことにより、「収斂進化」を子供に教えようとしていることに気がついて笑ってしまった。


収斂進化」とは、違う種類の生き物であっても似たような環境で過ごしていたり、異なった環境でも生物相の立ち位置が似ていると姿形や身体の一部が似通ってくるという現象である。

現実世界において収斂進化について説明によく使われるのは、サメとイルカだ。

サメは魚だが、イルカは哺乳類である。

両者とも脊椎動物という大きな括りでは同じ仲間だが、サメは、魚類と呼ばれている。4億年前から海の中で進化して、ずーっと海の中で暮らしている。

哺乳類は、魚類の一部が陸に上がり進化して、陸上生活に適応した生き物である。そんな中から5000万年前くらいからふたたび海中生活に適応する哺乳類が現れた。その中の一つが、イルカである。

このように、サメとイルカは、まったく別の種類なのだが、姿形はそっくりな見た目をしている。海の中で生活するには、あの姿がおそらくベストなのだろう。

また、モグラとオケラも収斂進化の例としてよく上がる。

モグラは哺乳類で、オケラは昆虫である。大きさも全然違う。しかし両者とも、地中にいて穴を掘り進み自分より小さな生き物を捉えて食べる生活をしている。

するとどうなるのか?モグラの前足と、オケラの前足は、そっくりな形をしている。地中を掘り進むには、あの形が一番適しているということなのだろう。

他にも、ハリネズミとハリモグラ、カマキリとミズカマキリズワイガニとタラバガニなど、収斂進化の例は枚挙に暇がない。


それに、ウミディグダという名前も面白い。

最初は笑ってしまったが、よくよく考えれば、ウミネコウミウシ、ウミキュウリなど、陸上の生物にウミとつけて海にいる生物の名前にするのは、現実でもあることだ。

だからこのウミディグダというのも、そこまでおかしな名前ではないのかもしれない。

 

参考:
https://twitter.com/poke_times/status/1575471967272067076?s=46&t=mz4r7hMG4ac_j7b3EqUWqA

https://bunshun.jp/articles/-/13645?page=1