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2021年2月14日、AbemaTVの特番で、『鬼滅の刃 遊郭編』が年内にテレビアニメ化するという情報が解禁されまして。

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僕は『鬼滅の刃』については10月のフジテレビの特番が初見だったのに12月には皆さんと一緒に漫画の最終巻を待っているという、驚きの速さで履修していた。(※オタクが作品を観賞、特に過去作を観賞し新作に備えることを“履修”と呼ぶとか、呼ばないとか…)もちろん『遊郭編』の存在を知っている。

 

遊郭編』は、おそらく『無限列車編』の続きである。『無限列車編』はアニメの映画版には珍しく、劇場版ならではの舞台とゲストと強敵が!!!というのではなく、アニメ版1期『竈門炭治郎立志編』の純粋な続きの話である。原作にもある話である。ネタバレになるが、『遊郭編』は炭治郎が煉獄さんの実家へ、煉獄さんの死に様と遺言を報告しに行くところから始まるはずである。で、報告を終えて蝶屋敷へ戻ると、そこには何故か音柱・宇髄天元(うずい・てんげん)がいて───と続くはずである。

 


鬼滅の刃』においては、首都圏ではいわゆる独立UHF局で放送されたため、在京キー局においてはどの局であっても気兼ねなしに扱われていた。独立UHF局というのは、都会にしかなくて一日中独自の放送を流しているような局、たとえばテレビ神奈川とか、東京メトロポリタンテレビジョンとか、三重テレビなどがそれにあたる。対して在京キー局というのは、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日テレビ東京のことである。さらにNHKとETVを加えてもいいだろう。

 

この在京キー局の中で、フジテレビは、『鬼滅の刃』に特に力を入れていたように思える。フジテレビはやはり『ドラゴンボールZ』や、『ONE PIECE』など、「ジャンプアニメといえば!!」というイメージがあるので、囲い込みにかかったのだろう。一方で、人気作を引き伸ばしたり、アニメオリジナルの続編を作ったりするところでは、視聴者にはあまりよく思われていない。

 

そしてネット上では、『鬼滅の刃』をも、その毒牙にかけようとしているのではないか、とまことしやかに囁かれていた。『ドラゴンボールZ』を思い出してみても、アニメ放送の冒頭で、雷が鳴り響くだけで5分使ってみたり、「完全態にさえなることができれば…」「完全態になってみろーっ!」のやりとりだけで10分使ったりとやりたい放題であったとされている(未確認情報)

 

鬼滅の刃』のアニメの続報がなかなか無いのも、フジテレビが一枚噛んでいるせいだ、とも言われていた。

先日、ネットニュースにそのような記事が載ってしまった。

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とうぜんネット民は前科のあるフジテレビをボッコボコに叩きまくった。「製作委員会でもないのに口を出すな」「○○(制作会社)が作るとクオリティが下がる」「炭治郎が自動車免許を取るのか」など好き勝手言われていた。

しかし、その記事をよく読むと…

 

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「フジテレビ「そのような事実は一切ございません」」

 


しっかり否定していた。

 


その証拠に、この記事が掲載された9日後に、『遊郭編』のアニメ化が発表された。しかもそのアニメのクレジットには、「フジテレビ」の名前はなかった。

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正直僕もフジテレビの介入を心配していたので、何事もなくて良かったとホッとしているところである。そしてなんでもかんでも疑ってしまって悪かったと思う。何もしないで見守っていてください。そしてなんかまた盛り上がったら映画をテレビで流してくれたらいいと思う。

 

しかしこの記事はよく考えたら不確かなことを適当に書き連ねて、まるで先述のネット記事と同じことをしてる気がするが、まあいいか。