紙の本を買ったら電子書籍も無料にしてほしい

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#電子書籍 #Kindle #Kobo

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最近、僕は本を読めていないと感じている。正確には本を読むペースが落ちている。「最近」とは具体的にいつのことかというと、ぶっちゃけもう働き始めてからずーっとである。高校生や大学生の時と比べて集中力が落ちたと言うのもあるだろう。また当時は読書に充てる時間も今と比べてたくさん確保できた。高校自体は学校で朝読書の時間というのがあったし、大学の時は授業の合間などに本を読んでいた。それらを差し引いても、本を読めていないと感じている。

つまり何が言いたいかと言うと、今はスマホをいじる時間が増えている。いま自由になる時間というと家での余暇の時間の他には、電車に乗っている時間というのがあると思う。そして今時は電子書籍というものがある。電子書籍スマホで読むことができる。本を読むためには両手を使ったほうがいいので、電車に乗る時はよい感じのポジションを確保する必要がある。スマホなら縦持ちすれば片手で扱うことができる。また電子書籍は何冊買ってもスマホの中身が増えるだけで物理的には嵩張らないのも便利である。だから僕もたまに電子書籍で本を買ったりする。でも紙の本も買ったりする。紙の本は、本屋での衝動買いが多い。本の内容はもとより、装丁のデザインなんかも紙の本の魅力のひとつだ。あと正直にいうと、僕は頭の古い人間なので、電子書籍にまだ若干の抵抗がある。

 

 

 

長々と書いてきたが、僕のいまの現状として、電子書籍を買うこともあるし、紙の本を買うこともあるということだ。それでこの前電車の中でふと紙の本を読もうとしたが、ポジショニングが悪くて読めなかった。そこで思ったのは、「紙の本を買ったら電子書籍も無料にしてほしい」だった。紙の本を買ったら袋とじでパスワード(プロダクトコード?シリアルナンバー?)が入っていて、それをスマホに入力すると同じ書籍の電子データがダウンロードできる仕組みはどうだろうか?そしたら本が読めないような場所でもスマホで続きを読めばいいのである。スマホでアプリを消しても同じアカウントなら再ダウンロードできたりする、あのイメージである。技術的には可能なはずだ。

 

 

我ながらいい考えだとは思うが、問題は山積みだと思う。まず本屋でパスワードのところだけ破くやつがいるかもしれない。iTunesカードみたいにレジを通したパスワードでないと使えないようにすればいいが、もし本当に破かれてしまえば本屋で紙の本は売り物にならない。僕はパソコンに詳しくないが、電子書籍というのは実はアプリやサイトの中で、本を読む権利を買っているだけである。僕が電子書籍に抵抗がある要因の一つである。もしAmazonが潰れたらKindleで買った本は読めなくなってしまうのだろうか?それは置いとくとして、例えばKindleでとある本を読むためにお金を払っても同じ本をKOBOで読むといったことはできない。だからパスワードをつけるとなるとどのサイトのパスワードをつけたらいいのかわからないし、全てのサイトのパスワードをつけていたらページが一枚それで埋まってしまいそうである。

 

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いろいろ考えたが紙の本を買ったら電子書籍も無料というのは諦めたほうが良さそうである。すくなくとも現在の段階では。そして紙の本を買ったら意識的に読む時間を確保し確実に消化していくのだ。そう自分に言い聞かせた。