オタクは世間の目を憚れ

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僕はオタクというのはあまり世間の目に晒されるべきではないと考えている。

オタクというのは少し歪んだ思考回路、思想、性癖、性的嗜好の人達である。

だから最大公約数的な世間一般に開けっぴろげにするのはよくないと考えている。

あくまで個人的な考えである。

伝わるかわからないが、中学校の昼食の時間にサクラ大戦の曲を掛けるようなやつが嫌いだった。

オタクは日陰者で、裏でコソコソ活動するべきものだと考えていた。

線引きをして、一般の人間の目には触れないようなところで活動する。

消費者側はもちろん、売る側もそうするべきだと思っている。

ましてや新聞の全面広告を使って宣伝するなんて以っての外である。

宣伝なんか届くべき人にだけ届けばいいし、不特定多数の目に触れたらとある筋から文句を言われるのは当然だと思う。

最近はSNSでマイノリティーでも仲間を見つけやすいし、アニメもビジネスとして世間に認知されてきた。

だからといってオタクが人権を得られたわけではないと思っている。

或いは炎上商法なのだろうか。

炎上商法はあまり好きではない。

アニメやアニメ的な絵柄を広報に使い炎上することが度々あるが、ああいうのを見る度に心が痛む。

僕らはアニメ的な変態みたいな絵柄が好きで、日頃から愛でている。

しかしあるとき急に畑違いの奴らに晒されて、好き勝手罵倒される。

なぜ世間は僕たちを放っておいてくれないのか。

例えるなら石の下の虫である。

石の下に気持ち悪い虫がいるのをわかっていて勝手に石をめくり勝手に気持ち悪がる。

オタクに限らず全てのマイノリティーはかくあるべきである。

みんなみんな石の下の虫だ。

みんなそれぞれの石の下で、他人には理解できないことに精を出している。

これがいわゆるゾーニングというやつである。

いつだってゾーニングは大事。

オタクはオタクの身分をわきまえて、決して好みの絵柄を広報に使ったり、大衆に晒したり、しないでいただきたい。

しかしまあこれも、時代の過渡期にあるのかもしれない。

石の下から這い出して新世界を目指したやつが進化を促す。

僕は新時代についていけない老兵なのかもしれない。

謝謝茄子。