【ゲームメモ】46億年物語【スーファミ】

#ゲーム音楽 #すぎやまこういち #46億年物語 #スーパーファミコン

 

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少し前に、すぎやまこういちさんが亡くなられたという報道があった。

 

僕にとってすぎやまこういちさんは、やっぱりゲームの音楽を作る人というイメージである。『ドラゴンクエスト』に、『風来のシレン』。ドラクエに関しては一番やったのはVIIである。

 

【DRAGON QUESTⅦ】血路を開け - YouTube

 

当時「初戦闘までが長い」「石板がどこにあるのかわからない」「主人公のイラストがひ弱過ぎる」「踊り子のCGがクソ」など色々叩かれたVIIであるが、僕にとってはドラクエの基準である。

一方シレンといえば個人的にはシレン2、つまりは64版である。

 

[N64]風来のシレン2(Shiren the Wanderer 2)BGM集 - YouTube

 

こちらのゲームはシリーズファンからはおおよそ好意的に受け入れられたものの、シリーズとしては少し難易度が低いという意見も多い。

 

あとはゲームでしか知らないのだが、スパロボイデオンというロボットが出てきて、そいつの戦闘BGMもすぎやまさんの作曲したものだということだった。

 

SRW α3: The Bowstrings Fly ~B-3~ (Extended) - YouTube

 

さて前置きはこの辺にして、今回は『46億年物語』というゲームを紹介したい。

これはスーパーファミコンのゲームソフトで、シンプルな横スクロールアクションゲームだ。すぎやまこういちさんがBGMを担当されている。

プレイヤーは最初5億年前の世界で原始的な魚をプレイアブルキャラとして操ることになる。46億年物語と言いながら41億年すっ飛ばされているがまあ仕方あるまい。

 

 

 

敵キャラは同じ時代に生きる原始的な生き物たち。かみついたり体当たりをしたりして敵を倒すと敵が何故か骨付き肉になり、それを食べると進化ポイントがもらえる。進化ポイントを貯めると身体を進化させることができる。HPが上がったり、攻撃力が上がったり、スピードや防御力が変化したりする。項目は時代によって変わるが、「クラドセラケのアゴ」とか「シーラカンスヒレ」などあらかじめ決められたものの中から選択する。そうやって自キャラを強くしていき、各時代のボスを倒せば次の時代に進むことができる。

ゲーム的な要素としては、進化して作り上げたキャラを図鑑に記録することができる。ただ眺めて振り返るためのものではない。またネタバレになるがこの世界の地球には火星人が介入しており、あちこちにクリスタルというものをばら撒いている。プレイヤーもその恩恵に預かることができる。黄色のクリスタルは進化についてのアドバイスを喋ってくれる。赤いクリスタルは突然変異が起こり30秒だけ特殊な生物になることができる。青いクリスタルは進化ポイントが貰える。

 

 

 

もっとも重要なのは緑のクリスタル。クリスタルの中では唯一ひとつだけ持つことができる。ステージ中好きな時に、先述の図鑑に記録したキャラクターから一つ選んで、30秒だけそのキャラになることができる。

魚の時代はクラゲやナマコなどの弱い生き物から、初期の自分よりも泳ぐのが早い魚テローダスや、集団で体当たりをかましてくるケファラスピス、防御力が高い三葉虫(ゲーム内表記はサンヨウチュウ)などがいる。ボスのクラドセラケを倒せばクリアとなる。クラドセラケはこのゲームではサメのような魚ということになっている。個人的にはディニクティス(ジニクチス)が雑魚キャラしかいなくてクラドセラケがボスなのが気になるが、まあいい。

 

【作業用BGM】46億年物語sfc海中BGM30分繰り返し - YouTube

 

クラドセラケを倒すと、強制的にイモリのような姿に変化させられて、両生類の栄えている時代へと移動する。この時アゴの力や防御力などのステータスはリセットされてしまう。身体の大きさだけは引き継ぐが、「強い魚」から「弱いイモリ」にされてしまい、両生類としてまた進化のし直し(?)となる。緑のクリスタルは持ち越せるので、序盤はクラドセラケを倒した頃の強い魚に戻って進化ポイントを稼ぐのもアリだ。

両生類の時代はイクチオステガやディプロカウルスなどの生き物が敵として立ちはだかる。ディプロカウルスがトリケラトプスみたいな頭になっているのが気になるが、まあいい。

このゲームの敵は一定の範囲をウロウロしていて自キャラを見つけると襲いかかってくるというものが多い。また倒しても画面をスクロールするとすぐに復活する。これにより進化ポイントを稼ぐのには困らない。

ステージ中は一定時間に昼と夜が訪れる。夜になると寝てしまい倒しやすくなる敵が多いが、逆に夜に活動が活発になる敵もいる。

両生類時代にはゴキブリステージがあり、プロトファスマと呼ばれる虫がひたすらステージ前方から無限に突撃してくる。プロトファスマを一撃で倒すことができれば両生類時代の進化ポイント稼ぎには困らなくなる。ただし夜になるとステージ後方からもプロトファスマが突撃してきて前後から攻められることになるため注意が必要だ。

両生類時代では他にも昆虫たちが怪しい進化をしており、ボスキャラは自キャラの数倍の大きさの女王バチである。

 

 

 

次はいよいよ恐竜の時代になる。この時代は敵が巨大化し狙いやすくなった。一方でこちらが受けるダメージも大きい。いままでは4足歩行で固定だったが恐竜時代では2足歩行になることもできる。敵としてはステゴサウルスやアロサウルス、パラサウロロフスやトリケラトプスなどお馴染みの恐竜たちが現れる。トロオドンが何故か頭突き恐竜になっているが、まあいい。(調べたところ一時期トロオドンとステゴケラスという恐竜が同一の存在であるとされていたことがあるらしい)。また雑魚敵にでかいアンモナイトがおり、防御力と進化ポイントがとても高い。

恐竜時代では、とある条件を満たすことで鳥類に進化することができる。ただし鳥類とは言ってもほとんど翼竜のような姿で、進化のパーツはほとんど恐竜と共有である。

恐竜時代のボスはティラノサウルスである。今回は今までのように巨大で強力な一個体が相手ではなく集団で襲いかかってくる。またティラノサウルスの「ティラノ」は「タイラント」つまり暴君であり、「サウルス」はトカゲ、つまり竜のことで、ティラノサウルスは竜の王様、竜王である。なのでティラノサウルスたちと世界の半分を分け合いバッドエンドになるセルフパロディもある。このステージでは一定時間が経つと隕石が降ってきて強制的にワープさせられる仕様である。

次は氷河期である。氷河期は、恐竜の身体のままか、哺乳類になるか選ぶことができる。なぜか鳥類から哺乳類になることもできるが、まあいい。哺乳類にならずにラスボスまで進むこともできる。

哺乳類になると氷の面で滑らなくなるがゲーム上はあまり重要ではない。更に人間に進化することもできる。氷河期には何故か恐竜が生き残っていたりする。他にはマンモスなどが敵として登場する。そういう既知の古代生物の他に、イエティだの、鳥人間だの、よくわからない生き物が登場する。この辺りはあまり好きではない。

最終面は氷河期明けの平和で緑豊かな世界。「哺乳類時代」とされている。敵としてはサーベルタイガーやディアトリマなどが出現する。この時代では人間に進化するためのヒントが貰える。人間になると石斧で敵を殴りつけるようになる。

 

 

ここで操作方法の話をしていきたい。このゲームはスーファミのゲームなのだが、十字キーで移動、左右どちらかを素早く2連続入力でダッシュ、Yで攻撃、Bでジャンプ、Xで飲み込む、ダッシュ中にAで体当たり、4足哺乳類の時のみ空中でAで後ろ蹴り、となっている。Yボタンの攻撃は、人間以外の生き物の時は噛みつき攻撃となる。そして噛みつき攻撃と同じ操作でそのまま肉を食べることができる。攻撃と同じボタンで肉を食べることもできるので、なぜXボタンに飲み込む動作が割り振られているのか意味がわからなかった。人間に進化すると、Yボタンで石斧で殴る動作になるので、肉を食べるにはXボタンが必要ということだったのだ。

ゲーム内容はこのくらいにするとして、このゲームのBGMも素晴らしいよということを伝えたかった。しかしこのゲームのBGM集がニコニコ動画にしかなかった。ニコですまんが、というやつだ。YouTubeには海ステージのBGMと、あとは誰かのプレイ動画しかない。だったらゲームをプレイすればいいじゃない、と思うかもしれないが、このゲームを現在合法的にプレイする手段は実機しかないのだ。ゲームもBGMも素晴らしいというのに、遊ぶ手段がない。これは発売元のエニックス(現スクエニ)さんに、配信をお願いするしかない。Switchで1500円くらいで配信してほしい。是非お願いしたい。

【小学】プテラノドン全身骨格プラモデル【8年生】

いままで「小学8年生」にティラノサウルスの全身骨格のプラモデルがついてきたり…

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「小学1年生」にトリケラトプスの全身骨格プラモデルがついてきたりしたが…

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今度は再び「小学8年生」にて…

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プテラノドンの全身骨格プラモデルが付録になっているというので買ってきたのだ。


ランナー1枚のみで、雑誌内においては見開き1ページのみの簡単な組み立て説明書だった。


プテラノドンは、ティラノサウルストリケラトプスとは違い、恐竜ではない。
翼竜という生き物である。

翼竜や首長竜を「恐竜」と呼んでもいいんじゃないか? - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

 

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翼竜は、体の大部分を翼(皮膜)が占めており、化石だけだとただの棒みたいでよくわからない。


ので、


透明な肉(?)のパーツも付いている。

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うん、しっくりくる。


しかし…この3体が並ぶと…

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合体でもしそうに見えてしまう…

 

しかしこのプテラノドン、何分の何スケールなのだろうか。

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プテラノドンのプラモデルは翼開長20cmらしいので、約32分の1ということになるだろうか?1/32だと、戦車のプラモデルとしては大きめで、自動車のプラモデルに多いスケールだろうか。

また恐竜骨格のプラモデルでも1/32のものがあるので、そちらと合わせると良いのかもしれない。

 

翼竜や首長竜を「恐竜」と呼んでもいいんじゃないか?

 


※素人がテキトーに書き殴った文章です。ちゃんと知りたい人は調べてください。

 

 


突然だが皆さんは「恐竜」について知っているだろうか?現在はコロナ禍で、恐竜博物館などに行くことはなかなかできない。恐竜は、2億5千年前から6600万年前の地層から発見される化石を元にした爬虫類の分類群である。6600万年前よりも新しい地層からは恐竜の化石は見つからないことから大部分の恐竜は絶滅したが、恐竜の一部の種類から、現生の鳥類へ進化したとされている。

 

博物館へは一人で行け - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

 

 

「恐竜」という言葉を最初に使ったのは、イギリスのリチャード・オーウェンという人だ。彼は1842年に、メガロサウルス、ヒラエオサウルス、イグアノドンと名付けられた3種類の化石を研究して、これらに共通点を見出す。そしてこの3種類を総称する語句として「Dinosauria」という言葉を作った。この言葉を訳すときに「恐ろしいトカゲ」すなわち「恐竜」とされた。


一方で、イギリスのメアリー・アニングという人がいた。彼女は1811年にある生き物の化石を発見し、それにはイクチオサウルスという名前がつく。イクチオサウルスは恐竜ではなく「魚竜」という爬虫類の一種とされている。1821年にもまた別の化石を発見して、それにはプレシオサウルスという名前がついた。プレシオサウルスもまた恐竜ではなく、「首長竜」という仲間である。さらに1828年にもまたまた別の化石を発見した。これにはディモルフォドンという名前がついている。ディモルフォドンも恐竜ではない。「翼竜」という種類である。

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メアリーは今で言うアマチュア化石収集家であり、研究して論文を発表するということはなかったという。もしもメアリーが論文を発表できるような立場の人で、イクチオサウルスプレシオサウルスやディモルフォドンといった化石たちを研究し、共通点を見出して、オーウェンよりも先にこれらの化石を「恐竜」と名付けていたら、果たしてどうなっていたか。

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ちなみに「サウルス」という言葉自体に「恐竜」という意味があるわけではない。「サウルス」には「トカゲ」という意味がある。恐竜や首長竜、魚竜、翼竜などは、「トカゲ」というにはあまりに巨大すぎるため「竜」という字が充てられているのだろう。さらに「ドン」「オドン」というのは「歯」という意味であり、歯に特徴がある化石に付けられやすい。恐竜どころか爬虫類ですらない「メガロドン」や「スミロドン」などがいる。


恐竜や他の古代生物の名前は、何故いずれも舌を噛みそうな長ったらしいカタカナなのだろう?と感じている人も、たくさんいるに違いない。実は、現生の生き物達には、全て恐竜達のように長ったらしいわけわからないカタカナの名前がついている。これを「学名」という。現生動物は、いわゆる通称が付いている。これが例えば、「ヒト」とか「ヒューマン」というやつである。日本語で「ヒト」と呼称される生き物には「ホモ・サピエンス」という学名がついている。化石で発見された古代生物を見て慣れ親しんで名前を呼んだ人間はいないため、化石で発見された古代生物には学名しかつかない。だから恐竜達の名前は、舌を噛みそうな長ったらしい名前しかないのだ。そして現生のトカゲ達にも学名に「サウルス」の名を冠した者達はいるのだ。


では生物学的な「恐竜」の定義とは何か?現代においては、「直立歩行ができる陸生爬虫類」のことを「恐竜」と呼んでいる。即ちトカゲやワニなどは、脚が横から生えて、いわゆるガニ股である。恐竜は脚が体の真下へ伸びてスッと立つことができる爬虫類とされる。ちなみにそうなると、「爬虫類」の「爬」とは「地を這う」という意味なので、そうするとやはり恐竜は、現生の爬虫類とは一線を画した別の動物群だったのであろう。

 

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ここまで読んできて、「モササウルス」の名前が一切出てこないことに疑問を持っている人ももしかしたらいるかもしれない。モササウルスは昨今映画や特撮ドラマなどで出番が増えている海棲爬虫類だ。「翼竜」や「首長竜」とはセットで扱われることも多い。しかし翼竜や首長竜は多くの恐竜と共に6600万年前に滅び、現生の子孫はいないとされる。モササウルスは、独自の分類群ではなく、現生のコモドドラゴンなどに近い仲間であるといわれ、たまに「海トカゲ類」と呼ばれている。まあ海ガメや海ヘビがいるのだから海トカゲがいてもいいだろう。モササウルスも、恐ろしいトカゲだとは思うが、「恐竜」ではない。

 

約200年前に、イグアノドン達の仲間を、恐竜と呼ぶと決められてしまった以上、イグアノドンとは共通点が少ない彼らを「恐竜」と呼ぶことは、正しいことではない。「恐竜」は「哺乳類」や「両生類」のように分類群の名詞のはずだが、印象で付けられたかのような字面である。具体的には「猛獣」や「害虫」「海獣」などの言葉と似ている気がする。プレシオサウルスやディモルフォドンは、恐ろしくないのだろうか?いやそんなことはないだろう。翼竜や首長竜、魚竜だって、もし現代に生きていて僕らと対峙したら、充分に恐ろしいはずだ。古代の爬虫類で、現在は恐竜ではないとされる、翼竜や首長竜、魚竜や海トカゲ類を、恐竜と呼んだとしても、問題は無いように僕は考えている。

 

 

 

あつ森 中国語で博物館

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前回→あつ森 英語で博物館 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

 

今回はSwitchの本体設定から言語を「繁體中文」にして、あつ森の博物館に行ってみた。

 

まず水族館。

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そのままで安心した。

 

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クリオネ

海天使。マジ天使。

 

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ハリセンボン。

フグ刺しみたいになってる…

 

つづいて恐竜博物館。

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アノマロカリス

奇蝦www

カタカナを日本語訳しても「奇妙な海老」なのだが、中国語は素直だな…

 

 

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そのままで安心した(2回目

 

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オフタルモサウルス。目がでかい魚龍。

「オフタルモ」が意味でてこなかったんだけど(「眼科」って意味だと出てきた)

 

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ディメトロドン。

「ドン」は古生物で頻出の単語の一つで、「歯」の意味である。あつ森の中でもイグアノドンやスミロドンがいる。

 

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フタバサウルス。

やっぱりフタバスズキリュウじゃないか(安心

なんか英語だと違う名前な気がしたけど気のせいかな…

 

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ディプロドクス。

「2つの梁をもつトカゲ」なので「2つ」が抜けている。

なんか中国語の恐竜の名前って、極力少ない文字数で表そうとしてるな…。

 

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ブラキオサウルス

前足の方が長いので「腕のトカゲ」という意味だが、これもそのままで素直過ぎて可愛い。

なんか中国語も読める気がしてきた。

 

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ティラノサウルス

アバレリュウ。レッドかな?

 

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トリケラトプス

「トリ」が「3つ」の意味。

「ケラトプス」が「角がある顔」の意味。

「三本の角がある龍」なんだろうけど「三角の龍」に見えて仕方ない。

 

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ピノサウルス。トゲ龍。

「スピノ」は「棘」の意味。

 

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ステゴサウルス。

ステゴは「屋根」という意味で、最初の復元は背鰭は寝かせて復元されていた。

しかし「屋根龍」じゃないのか…。

【読書メモ】恐竜・古生物ビフォーアフター - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

 

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アンキロサウルス。この辺はモンハンみたいな名前。

しかし「アンキロ」は「連結」という意味合いで、「甲羅」みたいな意味はないらしい。


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パキケファロサウルス

やっぱり日本語の分類みたいにシンプル。

 

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アーケロン。「統治する亀」だから帝亀。


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本日最厨二病ワード。

ケツァルコアトルス

ケツァルコアトルがそもそもアステカ神話の風神なので、最初から厨二病なんだけど。漢字で書かれるとかっこいい気がする。

 

そして昆虫館。

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オニヤンマ。

読めないけど、タダモノじゃない雰囲気が出ている。


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アキアカネ

「紅」とか入れたらかっこいいやんけ…。

 

中国語って表意文字しかないのかな?だか、字面がシンプルになるのだろうか。中国語詳しくないけど、楽しかった。

 

ネットで、建築家や古生物の専門家があつ森の博物館を見てコメントしている記事があったけど、他言語に詳しい人が解説した記事があったら読んでみたいと思った。

 

 

あつ森 英語で博物館

 

 

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「あつまれどうぶつの森」で言語設定を英語にすると、英語の勉強になるよ!みたいな書き込みをネットで見かけたので、僕もやってみた。

 

 

…何を言ってるのかさっぱりわからない。

 

サブキャラでやったのだが、最初しずえさんが「今日は特にお知らせはありませんが…クロスワードパズルがやっと解けました〜」みたいなことを言ってるのは辛うじてわかった。しかし住人たちが「○○ちゃん久しぶり〜しばらく見かけなかったね〜」みたいなことを言って、その後が全くわからない。やはり英語を勉強するのは楽じゃないか…。

 

そのあとふと「博物館に行ったらどうだろう?」と思った。ティラノサウルスは、英語でもティラノサウルスのはずだ。まあそもそも英語ではない。

 

そう思いたち、博物館に行く。地下の廊下から、アノマロカリス、ユーステノプテロン、アンモナイト…うん、アルファベット表記になっただけで、読める。

「サメのはのかせき」は「shark tooth pattern」になっており、ちょっとニュアンスが違うが、わからないことはない。

 

そして奥の、恐竜博物館、つまり中生代の部屋…

 

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Plesiosaurus?!

おいここはフタバサウルスじゃないのか?!

どういうことだ?!

 

英語圏じゃフタバサウルスは知名度ないのかなぁ…でもせっかく日本語の名前がついてるのに寂しいな…

 

気を取り直して、魚の部屋。

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ポップ アイド ゴールデンフィッシュ。

デメキン」を英語で言うと長いな!
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アンコウをフットボールフィッシュってどういうことなの…?

 

続いて昆虫の部屋

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オケラはモグラコオロギか。なるほど。

 

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ゲンゴロウはダイビングビートル。

なるほど。

 

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アゲハチョウはタイガーバタフライ?!

超強そう!!!

 

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カラスアゲハは英語だとクジャクチョウっていうのか…

なぜ鳥の種類が変わっているんだ…

 

中国語編に続くといいな…

 

 

 

 

 

 

 

スピノサウルス新復元図!!!

 

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https://www.jiji.com/jc/article?k=2020043000036&g=int%20

 

今週Twitterのトレンドに「スピノサウルス」が入ったときは何事かと思った。

久々にわくわくするというか、楽しいニュースだ。

【読書メモ】恐竜・古生物ビフォーアフター - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

むかわ竜、学名「カムイサウルス・ジャポニクス」 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

博物館へは一人で行け - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜

ピノサウルスといえば、発見当初は「背中に背鰭が着いたティラノサウルス」みたいな復元図が有名だった。実は発見自体はかなり昔であるが、第二次世界大戦で標本が失われたため研究がストップしていたのだ。


1990年代にスピノサウルスの近縁種が発見された。スコミムスという恐竜だ。スコミムスは、ティラノサウルスの頭よりは、現生のワニに近い頭の形をしていた。そのため、スピノサウルスも、ワニの頭のような形に復元されることが多くなった。


これでティラノサウルスとの差別化、キャラ付けもバッチリとなり、「ジュラシックパーク3」や「ドラえもんのび太の恐竜2006」ではティラノサウルスのライバルを務めることになる。


恐竜のことを語るときに、しばしば映画などの映像作品のことが出てくる。恐竜は、化石からわかることが非常に少なく、研究が進めば今回のように姿かたちが変わっていくこともある。映像作品の表現が、当時一番メジャーな復元図なのである。とりわけジュラパの影響は大きい。恐竜の復元図は研究が進めば移り変わるが、映像作品は一度世に出てしまえば永久不変のものとして偶像が固定化されてしまう。

 


やがて化石が再発見され、研究が進んだ。2014年には、「実は4足歩行でした」と発表された。

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2016年の上野科博の恐竜展で展示された。それはついこないだのことのようだ。さらにこんな短期間で復元図が変わってしまうとは驚きである。

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4足歩行で、尻尾が平べったい、まるでワニのような姿のスピノサウルス。これが収斂進化というやつなのだろうか。また、2足歩行を始めた獣脚類が、4足歩行に戻った例になるのだろうか?とても興味深い。

ノリで恐竜図鑑を買ったら古かった

 

僕はこないだの金曜日に、酔っ払って眼鏡をかけたまま寝てしまった。土曜の朝起きると、眼鏡が破壊されていた。その時は直せなかったので、以前使っていた眼鏡をかけて仕事をした。

 


で、日曜日に「子ども科学電話相談」を聴いていたら、久々に小林先生が出演されていた。「子ども科学電話相談」は、ほかの先生方も素晴らしい方々ばかりだが、やっぱり小林先生が出てくるとより一層楽しい。

 


日曜日は、そのあとちょっと出かけた。土曜日の朝壊れていた眼鏡を直してもらうためである。眼鏡は自力では直せなかったが、店に持って行ったら、驚くほどあっさり直った。

 


そのあと、なんとなく本屋さんに寄った。そこで、児童書コーナーのポケット恐竜図鑑が目に止まった。めくってみると、3分の1くらい知らない恐竜が載っていた。今朝ラジオを聞いていたこともあり、なんとなくその図鑑を、漫画2冊と一緒に、購入した。

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家に帰ってから、図鑑を眺めていると、なんとなく違和感があった。どうぶつの森の進化系統樹と、図鑑の進化系統樹が違っていたのと、あとたぶんスピノサウルスのページだと思う。スピノサウルスが2本足で描かれていた。これは古い復元図ではないか。そう思って最後のページを見ると「2010年発行」と書かれていた。10年前の図鑑だった。

 


そこでふと思い出した。今までも恐竜図鑑が欲しくなる瞬間の衝動はあったが、結局買わずにいた。理由は、発行年代がちょっと前だからである。科学は何事も時代とともに研究が進み、昨日までの常識が明日間違いだと言われてしまうことはままあるが、恐竜の分野ではそれがより一層激しい。だから、なるべく最新の図鑑が手元に欲しい。まあ、古い図鑑も、恐竜の研究史という意味では、それはそれで面白いものだが。

 


その恐竜図鑑にはなんの落ち度もないのだが、なんとなく買い物に失敗したような、そんな感覚がしたのだった。衝動買いはよくないな、と思った。