というわけで青森の話に戻りまして…
青森旅行の話 その1 のっけ丼 - 宵闇林檎〜中身ゆるゆるブログ〜
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9月23日に、浅虫水族館に行ってきた。
浅虫水族館へ行くには、青森駅から浅虫温泉駅へ電車に乗るのが1番良いと思う。しかし青森はクソ田舎なので電車の本数が少ない。タクシーやレンタカーを使うと時間を自由に使えるだろう。
初手ダジャレをぶっ込んでくる。
ちなみに本物もいます。
到着したらイルカショーの時間が近かったためいきなりイルカショーを観覧することに。幕に無駄にクオリティーが高いアニメーションが流されて、5分くらいで幕が開いた。
まあ普通のイルカショーだった。途中までは。
まさかイルカが観客席にボール飛ばしてくるとは思わなかったよ!!
斬新かよ。
仙台の水族館でもホヤの養殖の展示があった気がする。東北の水族館は必ずそれやらなきゃいけないの?
と思いきや、ホタテの養殖の展示があった。この辺りは青森イズムを体現しているといったところか。
いや完全に食品サンプルなんだが?!
ていうか調理されちゃってるし…
一体何なんだこれは…狂ってるのか浅虫水族館…
と思ったが、これは狙った展示であるという。
水族館でよく言われる「展示されている生き物を美味しそうと言ってしまっていいのか問題」に言及している。
>おいしい生き物なら、食用になり、ずっと食べていきたいから、その生き物を守りたくなりますよね。
>私たちにとったらゴカイはあまり食用になりませんが、そのゴカイがいなかったら鯛は大きくなれないのかもしれません
>なので、おいしい生き物を食べ続けていくためには、地球にいる多くの生き物を守っていかなければなりません
そうきたかー。みなさん、水族館の生き物を見て「美味しそう」と言っていいそうです。
青森でおいしそうな海の生き物といえばやはりマグロ。
今回、完全養殖のマグロ3000匹を展示していたらしい。これは見どころの一つであろう。
しかし
(http://www.mutusinpou.co.jp/news/2019/08/56517.htmlより)
で、8月7日に3000匹やってきて、
僕らが水族館に行った9月23日時点で、残り1匹。
えっ?1匹?3000匹が1匹?!
まあでも、多すぎたのだろう。水槽に入れていい生体の数というのは、最初はわからない物だし、1匹でも安定するなら…
(https://www.toonippo.co.jp/articles/-/254815より)
9月29日に残りの1匹も死んだらしい。なんだそりゃ…。
マグロの生態展示は葛西臨海水族園がやっているので、不可能ではないのだろう。イルカ展示用の水槽を転用していたようだが、やはりマグロを飼うにはマグロのための水槽を作らなければいけなかったと思う。なにより「3000匹が全滅」という字面が衝撃すぎて言葉にできない。
えーとここで浅虫水族館を叩くつもりはありませんのですがね。行ったときちょうどそんな感じだったので書いただけである。何ショック受けてんだよ、いちばんショック受けてんのは浅虫水族館のスタッフだぞ、と。
ちなみにラッコは昔いたが、今はいないらしい。
参考→青森市の浅虫水族館は飼育していた雄のラッコのモモタロウ(8歳)が急死したと発表…。 | Jokeness Sharmillett
あ、あと青森の小川にいる天然記念物ニホンザリガニも展示されているので…(わりとどこの水族館にもいる
そんな浅虫水族館、行き方は、青い森鉄道浅虫温泉駅から、徒歩15分ほどである。天気が良ければ、左手に海を眺めながら、国道4号線をのんびり歩いて向かうのもいいと思う。浅虫といえば、温泉と、湯の島弁財天である。ただ電車の本数には気をつけていただきたい。今回僕らは青森旅行で、都会ボケ故に何度か電車に乗りそびれたが、この時も青い森鉄道の電車に乗りそびれた。諸事情により次の電車までは待てず、また荒天の予報が出ていたこともあり、急遽青森駅からレンタカーを借りて水族館に向かった。帰りには嵐になっており、結果的に正解だった。