レジ袋削減は誰のため?

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※結論は出ません

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https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1256830.html%E2%80%AC

2020年7月1日から、コンビニ、スーパーマーケット、その他のお店全てで、レジ袋が有料になるという。

僕のTwitterのタイムラインにもその話題は流れてくる。そのたびに僕は「別に50円までなら出すから問答無用でレジ袋に詰めろ」と言っている気がする。

買い物のたびに「レジ袋有料ですが如何なさいますか?」というやりとりは、とても煩わしい。店によってはさらにその後「袋の大きさはどうしますか?」というやりとりまで発生するのだ。しかもそういうときに限って、中サイズの袋で済むのか、大サイズの袋でないとならないのか、買い物の量が、微妙なのだ。

レジ打ちの店員さんは、一日中接客をしている。だから、「このくらいの買い物量ならこのくらいの大きさの袋で」と瞬時に判断する程度の能力があるだろう。僕はそのスキル込みで、レジ袋に50円払うと言っているのだ。100円だとちょっと高い気がする。


しかし、なぜレジ袋が有料化されるのだろうか?僕は、コスト高騰のためだと思っていた。いつのまにかいろいろなものが値上がりしたり、お菓子の中身が少なくなったりしている。あれの一種だと思っていた。最近流行の働き方改革というのもある。レジ袋を有料化すれば、もしかしたらコンビニ店員さんの給料も増やせるのかもしれない。

 

今さら聞けない、「レジ袋」はなぜ有料化されるの? | TABI LABO

こちらの記事によれば、レジ袋有料化は「プラゴミを減らすため」だという。あー。なるほど。レジ袋をゴミとして処理するためのコストを先払いするんだな。燃やすにしても、リサイクルするにしても、タダじゃないから。

 

僕は、環境問題とか、環境保護というのが、あまり好きではない。地球のために、というのは、絶対に違う。

あくまで環境保護というのは、人類が活動しやすい環境を守るためのことであり、動物を守るのは、自己満足に過ぎない。

人類とて天然自然の一部なので、人類の活動により滅ぶ生物がいるなら、それは生存競争に負けたのと同義だろう。

 

その断りをした上で、レジ袋が野生動物に与える影響については、とても可哀想だと考えている。よく聞くのが、ウミガメが、海に浮かんだレジ袋をクラゲと間違えて食べてしまうということだ。その結果、お腹を壊すか、窒息して、死んでしまうという。

https://lessplasticlife.com/marineplastic/impact/ingestion_seaturtles/%20%E2%80%AC

 

また海岸に打ち上げられたクジラを解剖すると、胃の中から相当量のレジ袋が出てくるという。たまたま海岸に打ち上げられたクジラでそんな状態だというなら、海で暮らすクジラはだいたいお腹にレジ袋があるのだろう。そういうのは、あまり良くないかなぁ〜とは思う。

海の汚染:鎌倉に漂着の子クジラ、胃の中からビニール片 | 毎日新聞


しかし、プラゴミを減らすのなら、レジ袋よりもさきに手をつけるべきは、ペットボトルではなかろうか。今はボトル缶という、蓋ができる缶だってあるのだから、ペットボトルは廃止して、そちらへ全て切り替えるのがいいと思う。

https://www.nhk.or.jp/gendai/kiji/098/

 

「人類が消えた世界」という本があるが、その本によると、プラスチックというのは、自然に分解されないため、細かい粒子にほぼ永遠に残り続けるという。或いは、悠久の時の中で、何かの物質に変異するかもしれない。いずれにせよ、消えて無くなることはないという。かつて地球上において、樹木というのは、分解されることはなかった。樹木が生まれてからしばらくの間は樹木を分解する菌類がいなかったからだ。樹木は変質して石炭となった。プラスチックも、もしかしたらそういう風に変わってしまうかもしれない。

https://www.amazon.co.jp/dp/4150503524/ref=cm_sw_r_tw_api_i_YlV2Eb97SFRYH%20%20


それはそれとして、レジ袋だ。僕はこれからも貰い続けると思う。エコバックを常に持ち歩く方が面倒だからだ。それに、レジ袋は、自宅の小さなゴミ箱に被せておくのにお誂え向きだ。レジ袋を貰うのをやめたら、店で別にゴミ箱用の小さな袋を買う必要があるだろう。そんなことするくらいなら、買い物の時にもらった方がいいのだ。