【助けに来たよ】#12 モビルスーツに乗るということの意味【人殺し】

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逃げ出すよりも 進むことを 君が 選んだのなら──

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機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト


ちょっと今日はテレビの前で叫びそうになったよ。一人で見ていれば間違いなく叫んでいた。

「改修型エアリアルかっこいい〜」とか呑気なことだけを考えるのを許してもらえなさそうだ。なんというところでヒキにするのだろう。

実際かっこいいんだけどね。

強力なバリアーはそのままに、旧エアリアルの時は後付けだったブースターを標準装備。

ライフルの砲身を伸ばしてビットを集合させて放つ必殺ビームは他の追随を許さない威力。

エアリアル鬼つええ!!このまま逆らうやつら全員ぶっ潰していこうぜ!!

謎を残したまま、展開を投げて、3ヶ月待たせる。それが貴様らのやり方か!!!!!

しかもその後、来週から放送するのが、「閃光のハサウェイ」これだって完結していない話だというのに。

そういえば昔「水星の魔女」と「ククルスドアンの島」が発表された時

「変なのやってないでさっさとハサウェイの続きを作れよ」と思ったのを思い出した。

このタイミングで、ハサウェイを流すということは、実は続きの映画の完成を発表するためだったりしないだろうか。そうだったらいいなぁ。

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先に小ネタとか。

ガンダムルブリスウルとガンダムルブリスソーンはまだ区別つかないんだけど、敵のガンダムとグラスレー社の警備隊が戦う時に、アンチドートを発生させたけど、それが通用するのはパーメットスコア3までです、なやつ。反則やんけ。

あとデスルターが実弾を使うと「実弾は条約違反だ!宇宙を汚しやがって!」みたいなこと言うけど、あれはデブリを増やさないために実弾は禁止みたいなのがあるんだろうか。


今回の終わりにぶん投げられて、我々が3ヶ月待たされるのは、

まずニカ姉。敵のガンダムが自分たちの艦に接近しているのに気付き、暗号で自分の所在を知らせて、ガンダムを退かせる。

そこまではいい。暗号でコールサインを送っているところを、マルタンに目撃されてしまう。

ニカ姉は、地球寮のみんなを助けたというのに、マルタンに全てバラされて、学園にいられなくなってしまうのだろうか。

マルタンは黙っててくれるだろうか。


次はグエルくん。

テロリストの隙をついて、テロリストのモビルスーツ、デスルターを奪い、スレッタを探しに宇宙へ出る。

一方ドミニコス隊の方からまさかのヴィム・ジェタークが実戦用ディランザで出撃する。急に乗るの?!

邂逅するグエル機とヴィム機。ヴィムは、テロリストのデスルターを先に見ているため、当然グエルのデスルターも敵と思って攻撃を仕掛けてくる。

グエルは死にたくない一心で、ヴィムのディランザを攻撃して、撃墜してしまう。

これを見るとやっぱりグエルくん攻撃を受けても最低限致命傷にならない受け方ができるし、涙目になって剣を振るったらクリティカルヒットするしパイロットとしてすげー優秀だなと。

相手が父親じゃなけりゃあな…。

たしかに僕は「最後にグエルくんがモビルスーツに乗って活躍しないかな?」って期待はしてたけどさぁ。何も相手が実の父親じゃあなくったっていいじゃないか。

こんなのあんまりだよ。こんなのってないよ。

今際の際にグエルとヴィムは少し会話ができた。もしかしたらできなかったほうがグエルにとっては幸せだっただろう。

しかしヴィムは、最後に行方不明の息子が見つかって何だか安心したようにも見える。

父親を自らの手にかけて、ショックを受けたまま、半壊のモビルスーツで戦闘宙域を漂うグエルくんは、一体どうなってしまうのか。

作中初勝利がこれだなんて悲しすぎる。

これもまた3ヶ月待たされる。


最後はスレッタとミオリネ。

まず隔壁が閉まり、離れ離れになった二人。ミオリネは避難してきたデリングと遭遇する。

「なんだその格好は。避難の際はノーマルスーツが鉄則だろう」

「なによそれ!まずは娘の心配でしょ!」

いやいやめちゃくちゃ心配してるし…。 

デリングは言葉が足りないし、ミオリネは言外の意味を汲み取ることができない。

まあまだこの親子には救いがある。

スレッタとプロスペラの親子関係は本当に酷い。

スレッタは前回の通話の通り、78ハンガーに向かうと、テロリストに見つかってしまう。

そこをプロスペラとゴドイさんが助けてくれる。そこでは、母親が人を殺したことにビビっていた。

しかしその後プロスペラに色々言われたことで、まるで洗脳されたかのようにCパートではエアリアルに乗ったままテロリスト兵を虫ケラのように潰してしまう。

ここまでならまだ、10000歩くらい譲ってなんとかなかったのかもしれない。

横にバン!!じゃなくて、縦にダン!!と掌を置けば、テロリストは即死することはなかったのかもしれないが、

即座に危機を排除したことにならないので、やはりあの場は横にバン!!が最適解なのかもしれない。

だから、まだいい。問題は、その後スレッタが、緊張感のカケラもなくエアリアルから降りてきて、

「あはは、しまらないなぁ…」「助けに来たよ、ミオリネさん!」と笑顔で血塗れの手を差し出したあたりだろうか。

スレッタは、プロスペラから、身近な人を守るためなら人を殺してもいい、みたいな洗脳を受けてしまった。

改修型エアリアルでの初出撃の時に「お母さんから教わらなかったんですか?そんなことしちゃ、ダメです!」→「お母さんがいいって言ってたので敵は殺す!」みたいな。

倫理観ぶっ壊れてる。あれでまだ、申し訳なさそうな顔して降りてきたらなんとかなったのかもしれない。

いや、ならないか?ミオリネがどのくらいショックを受けているかわからないが、顔の表情から察するに受けたショックは相当なものだろう。

どうするんだこの先この夫婦は。この、倫理観というか、人の生き死にに対する意識の差みたいなやつは、埋まるのだろうか?